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直感重視の素人投資家、天地人の株日記です。株や経済に関するネタを中心に書いていく予定です。
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    続いて金曜日の1社目、2415 ヒューマンホールディングスの1Q決算です(→リンク)。

    早速、決算内容をチェック。

    20141Q         売上;140.0億 営利;5.4億 経利;5.7億  当期純利;2.7億
    2014通(予想) 売上;574.8億 営利;13.9億  経利;13.8億  当期純利;10.0億
    20131Q(前年)売上;129.6億 営利;6.0億  経利;6.2億  当期純利;3.9億

    1Qは売上が前年同期比8.0%増、営業利益は11.0%減と増収減益。前期は4期ぶり全セグメントで増収でしたが、この1Qも全セグメントで増収!利益面では、今期は+23.5%の増益予想なので減益というのはどうなのかなと思いましたが、対計画比での営業利益は+146%と大きく上回っており、悲観する内容ではなさそうです。

    セグメント別の動向も見ておきますと、主力の人材関連事業は、71.9億→74.0億→77.8億→75.0億⇒75.4億と前四半期に対して微増。売上は増加しましたが、営業要員の拡充のため費用も増加し、営業利益は減益でギリギリ黒字のレベルでした。先行投資という事なので、目論見通り2Q以降で売上が伸びるかどうかがポイントですね。

    続いて教育事業は、39.1億→33.6億→34.2億→35.9億⇒43.4億と大幅増収。社会人教育、全日制教育共に好調で、売上は前年同期比11.0%増、しかも営業費用が計画を下回り、この事業が1Qの対計画比の増益を牽引しています。

    最後に介護事業ですが、15.1億→16.1億→16.4億→16.0億⇒17.5億と今四半期は伸びましたね。費用も増加したので営業利益は低いですが、売上面では予想達成の芽が出てきたなと思います。

    決算の中身を見ると内容のある決算ですが、見た目は減益決算なので週明けは売られますかね~。株価は今期予想PERで8倍程度と他の銘柄に比べてもまだ安く、下げても知れてると思いますが、万一急落する事があれば拾っていきたいと思います。

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    続いて8日分、今週は多かったですね~。8789 フィンテックグローバルの3Q決算です(→リンク)。

    早速、決算の内容をチェック。

    20133Q     売上;9.9億  営利;-3.1億 経利;-2.1億  当期純利;-0.9
    2013通(予想) 業績予想は非公開
    20123Q(前年) 売上;17.3億 営利;-3.8億  経利;-3.1億  当期純利;-6.9

    売上は前年同期比43.2%減、営業赤字は縮小、四半期毎の売上推移は「2.43億→3.64億→3.77億」、営業利益推移は「-2.49億→0.07億→-0.64億」となっています。前年との比較では、前年は不動産投資で大型回収(5.25億)があった事やファンドの投資先企業売却(3.22億)の売上があり、それが無くなった分が減収となっています。ほぼぴったりですね。

    事業別に見ると、投資銀行事業(投資銀行事業+プリンシパルインベストメント事業)は前年の大型案件の影響を除けばほぼ横ばい。ここは医療機関、介護事業者への提案を今後強化していくという事と、大型投資案件で投資先の業績が好調のため回収を伸ばしている、という2点がポイントでしょうか。ホームページ上でも地域活性化とサービス付き高齢者向け住宅に力点を置いてますしね。

    続いてアセットマネジメント事業、こちらも売上は横ばい。不振のFGICPを切り離した事で営業利益は改善しています。FAMの受託資産残高は3月→6月で減っていますので、順調に売上を伸ばしているという状況ではないですね。そして問題のその他投資先事業・・・。ベルスは売上6.6%減ですが、一応経常黒字。Craneは保険料支払と経費の発生が継続で赤字。この再保険事業の係争がどうなるかは要継続ウォッチングですね。

    今回もポジティブサプライズがなく、赤字決算だったため株価は昨日大きく下げました。良い意味でも悪い意味でも変化はなかったので、私は引き続き慎重姿勢であまり入れ込まないように、様子を見ながら少しずつ増やしていきたいと思っています。

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    ようやく7日分の最後、4社目は4845 フュージョンパートナーの通期決算です(→リンク)。

    早速、決算の内容をチェック。

    2013通     売上;17.3億  営利;3.1億 経利;3.3億  当期純利;1.9億
    2014通(予想) 売上;18.2億 営利;3.4億  経利;3.4億  当期純利;2.1億
    2012通(前年) 売上;16.7億 営利;2.5億  経利;2.6億  当期純利;1.7億

    売上は前年同期比3.8%増、営業利益は26.4%増、当期純利益も9.9%増とプラスに転じました。事前の予想に対して売上、営業利益共に若干の未達ですが、ほぼ予想通りですね。相変わらず売上の伸びが物足りない感じです。今期予想は売上5.0%増、営業利益8.2%増、配当は年間700円→800円と増収増益増配決算ですが、売上の伸びは今期もちょっと弱いですね。保守的な数字なので、未達成になるリスクは低いのかなと思いますが・・・。

    恒例のSaaS/ASP事業の四半期毎の売上推移は、「3.77億→3.84億→3.81億→3.89億⇒4.16億→4.30億→4.09億→4.08億」と更に減少。今期は17.5億の売上を見込んでおり、達成には四半期あたり4.375億の売上が必要なので、上期でそれなりに売上が伸びないと厳しいかもしれませんね。ちょっと注意が必要かなと思います。

    2Q、3Qとチェックしてきた原価率は、39.2%→39.8%→39.9%と更に上昇。やはり売上とリンクしているようなので、次四半期以降も売上推移をウォッチしていれば良さそうです。

    株価は30,000円を挟んで揉み合いが続いていますが、30,000円は今期予想PERで約20倍。この辺が適正水準かなという位置なので、地合い次第ですが今の株価が維持できれば恩の字ですかね。増配によって更に利回りも良くなったので、相場好転待ちで引き続きホールドの方針です。

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    続いて今日2社目、7722 国際計測器の1Q決算です(→リンク)。

    早速、決算の内容から。

    20141Q        売上;18.7億 営利;-0.7億 経利;-0.5億  当期純利;-0.7
    2014中(予想) 売上;47.0億 営利;6.0億  経利;5.9億  当期純利;3.6億
    20131Q(前年)売上;18.0億 営利;-1.2億  経利;-1.7億  当期純利;-1.2

    1Qは売上3.8%増、営業利益は赤字ですが赤字幅は改善し、赤字ですが一応増収増益です。円安ドル高により原価率は下がりましたが、工場の竣工や移転に伴い販管費が増加し、利益圧迫要因となりました。工場関連の費用は一時的な物だと思うので、原価率改善は素直に好材料ですね。

    恒例の受注高、受注残高を見ておきますと、

    受注高;26.3億→30.0億→29.5億→29.6億⇒52.4億
    受注残高;82.1億→80.7億→79.5億→58.9億⇒102.6億


    この1Qは受注がここ数年ないくらい好調で、何と50億円台へ到達!受注残高100億円台は私がここに投資を開始してから記憶にない数字です。生産能力による制約はあるのでしょうが、今期は期初予想の売上115億を上回る期待大ですね。

    決算内容はかなり良いと思うのですが、特に買われる事もなく株価は900円台後半で変わらず。今期予想PERで約12倍、配当利回り4%は期初から変わらずですが、上方修正期待(+増配期待)が出てきたので今の株価はかなり安いんじゃないですかね~。最近新規に銘柄を増やしすぎて手元資金が心許なくなってきてますが、もっと増やしても良いかなと思える決算内容でしたので、週末に考えてみます。


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    7日水曜分の決算の続き、9792 ニチイ学館の1Q決算発表です(→リンク)。5月と随分前ですが、投資有価証券の売却による特別利益計上と業績予想の上方修正を発表しています(→リンク)。

    早速、決算の内容をチェック。

    20141Q           売上;681.6億  営利;17.3億 経利;13.7億 当期純利;10.5億
    2014中(予想) 売上;1374億 営利;36.0億 経利;32.0億 当期純利;21.0億
    20131Q(前年) 売上;656.4億 営利;18.6億 経利;16.7億 当期純利;6.1億


    1Qは前年同期比で売上3.8%増、営業利益7.3%減と増収減益。売上は通期で3.9%増なのでほぼ予想通りの進捗、営業利益も中間予想に対する進捗率が48%とそこそこの水準なので、順調に進捗していると思います。営業利益はマイナスですが、投資有価証券の売却により純利益ベースでは大幅プラスなので、さほどネガティブにも見られないでしょう。

    いつも通り、事業別動向をチェックしておきますと、主力の医療関連事業は売上1.7%増、営業利益11.1%減。大型病院の立ち上げに伴う人件費増という事で一時的に減益のようです。2Qで要チェックですね。続いて介護+ヘルスケア事業は、売上4.7%増、営業利益19.7%増、特に居住系介護が好調で、1Qの売上、営業利益を牽引したのはこの介護事業でした。

    そして注目の教育事業ですが、売上7.5%増、営業利益は8.2億から11.7億に赤字拡大。COCO塾単体の赤字は18億、その他は約6億の黒字です。COCO塾は売上がまだ1.8億円なので、赤字を埋めるには程遠くちょっと苦戦してる感じですかね。教室数はそれなりにあるはずなので、知名度が足りないのか、コンテンツが足りないのか。。。

    株価は800円から1000円くらいのレンジで推移。今回の決算では、株価が上下に動く決め手になるような結果や情報は出てきていないので、何もなければ今のレンジでの株価推移が続くのかなと見ています。私は引き続きホールドで行きます。


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    日経平均 ; 13615.19 (+9.63
    TOPIX ; 1140.91 (+1.32

    JASDAQ指数 ; 1791.71 (-4.87、4日続落)
    マザーズ ;703.17 (-6.70、4日続落)

    昨晩のNY市場はダウ、ナスダック共に上昇。中国の7月輸出入統計が予想を上回った事や、週間新規失業保険申請件数が2007年11月以来の低水準となり、買いが優勢でした。日本市場は小幅反発、寄りは高かったんですが、買いは続かず後場はマイナス圏に下落。中国の鉱工業が良かったため買戻しで辛うじてプラスに浮上しましたが、買いが入らない相場が続いている印象です。

    所有銘柄は高安まちまち(上昇8銘柄、下落11銘柄、変わらず2銘柄)。今日は昨日今期の減益予想を発表し、寄りから特売りスタートだった3730 マクロミル
    に新規参戦!ここは個人的に注目しているマーケティング、リサーチ関連という事で以前から注目していた企業ですが、今期は減益とは言え先行投資によるもので来期、再来期の業績見通しは強気ですし、同時に50億円規模の自社株買いを発表しており下値も限られるだろうと見て、500円台はチャンスと見て買いました。元々個人投資家の人気も高かったであろう企業なので、しばらくは株価はダメかもしれませんが、配当利回りも2.5%ありますし、下げたら買い増しで対処していくつもりです。

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    日経平均 ; 13605.56 (-219.38、2日続落)
    TOPIX ; 1139.59 (-15.67、2日続落)

    JASDAQ指数 ; 1796.58 (-15.46、3日続落)
    マザーズ ;709.87 (-20.32、3日続落)

    昨晩のNY市場はダウ、ナスダック共に下落。クリーブランド連銀総裁が、雇用改善が続けば緩和策の縮小が正当化される可能性があると発言し、早期の金融引き締めへの懸念が高まり、売りが優勢となりました。日本市場は昨日大幅安だった事もありそのまま続落。お盆休みで商いが細っている中、先物への仕掛け的な売り買いで振られるケースが増えてますね。

    所有銘柄はほぼ全面安(上昇1銘柄、下落16銘柄、変わらず3銘柄)。一昨日の買った所が天井といういつものパターンで食らいまくってます・・・(^^; 2305 スタジオアリス
    なんか焦って買う必要はなかったですよねえ。ただ、安くなる分には買い増しのチャンスでもあるんで、利回り4%、5%あたりは積極的に狙っていきたいと思ってます。

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    昨日、所有銘柄の決算発表が4社ありましたので順番に・・・まずは2374 セントケア・ホールディングの1Q決算発表です(→リンク)。

    早速、決算の内容から。

    20141Q           売上;77.1億  営利;4.1億 経利;4.0億 当期純利;2.1億
    2014中(予想) 売上;157.0億 営利;8.4億 経利;8.4億 当期純利;4.8億
    20131Q(前年) 売上;68.3億 営利;3.9億 経利;4.1億 当期純利;2.2億

    1Qは前年同期比で売上12.8%増、営業利益4.4%増と増収増益。前4Q時の決算がネガティブサプライズの減益決算だったので、今回とりあえず営業増益を確保できたのは良かったです。

    恒例の四半期毎の売上チェックですが、59.7億→61.5億→63.5億→68.3億⇒68.3億→72.2億→73.9億→72.1億⇒77.1億円と前4Qから盛り返して大幅増加、これで4Q時の懸念は払拭されました。中間の業績予想達成には2Qにまだ79.9億の売上が必要であり、決して低いハードルではありませんが、もし達成できなくてもそれなりの数字にはなるのかなと思います。

    株価は今日は地合いもあり売られましたが、今期予想PERでまだ10倍程度ですし、決算内容には特に問題はありませんでしたので、引き続きのんびりホールド継続でいきます。

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    決算説明資料が出ましたので、一週間空いてしまいましたが、2128 ノバレーゼの中間決算をチェックします(→リンク)。

    早速、決算の内容をチェック。

    2013中    売上;58.3億  営利;1.4億  経利;1.3億  当期純利;-0.7
    2013通(予想)売上;135.0億 営利;14.0億  経利;14.0億  当期純利;7.0億
    2012中(前年)売上;51.4億  営利;2.3億  経利;2.4億  当期純利;-0.2

    2Q累計で売上は前年同期比で13.4%増と好調を維持していますが、1Qに引き続き販管費が17.0%増加したため、営業利益は39.8%減となりました。更には一部店舗の減損損失を約1.5億円計上しており、純利益は昨年に続き赤字となっています。

    中身を見ますと、婚礼プロデュース部門に関しては、1Qに引き続き施行組数、受注組数、受注残組数は全て増加。特に受注が19.1%増、受注残23.2%増となり、今後に期待が持てる内容になっています。1Q時にはゲストハウスの単価下落が売上の足を引っ張っていましたが、2Qで平均単価は上昇に転じてこの懸念は解消。それとは別に稼働率が44.3%→40.8%に下がっている事が今回気になる数字になっています。受注は増えているようなので、3Qで盛り返せるか注目ですかね。

    その他、婚礼衣装部門は自社施行分の取扱組数減を他社施行分の増加で補い増収、レストラン部門は取扱組数の増加により増収と、どちらも好調を維持しているようです。

    下期は好調な受注、受注残と、昨下期に開業した新規2施設のフル寄与もあり、通期目標の達成に向けて良い材料が揃ってきているなという印象です。投資判断には変更なく、株価は相変わらず安いので、他の銘柄とのバランスも見ながらですが、安い所を買って増やしていきたいと思っています。


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    日経平均 ; 13824.94 (-576.12
    TOPIX ; 1155.26 (-38.40

    JASDAQ指数 ; 1812.04 (-32.14、2日続落)
    マザーズ ;730.19 (-22.10、2日続落)

    本日は記録のみ。お盆休みモードで出来高は減ってきていますが、その分上下極端に振れやすくもあるようで、今年4番目の下げ幅でした。

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    日経平均576円安、安値引けに1万3900円割れ、先物主導で下げ幅拡大=7日後場
    8月7日(水)15時26分配信 モーニングスター

     
    7日後場の日経平均株価は前日比576円12銭安の1万3824円94銭と大幅反落し、安値引け。終値での1万3900円割れは、7月31日(1万3668円32銭)以来、5営業日ぶりの安値水準となる。前場の軟地合いを引き継ぐ形で、後場寄り付きから売りが先行した。株価指数先物主導で売られ、引けにかけ下げ幅を拡大した。いったん伸び悩んだ円相場が再び強含み、投資家心理の悪化につながった。

     東証1部の出来高は24億2251万株。売買代金は2兆1300億円。騰落銘柄数は値上がり98銘柄、値下がり1612銘柄、変わらず43銘柄。

     市場からは「後場下げ足を速めたが、先物の売り仕掛けによるものとみられる。前場は1万4000円台をキープしていたが、その下に並ぶストップロス注文を引っ掛けにいった売り物ではないか。週末9日のSQ(特別清算指数)算出に絡む思惑的な動きとも言える」(準大手証券)との声が聞かれた。

     業種別では、住友不 <8830> 、東急不 <8815> などの不動産株に売りが継続し、値下がり率トップ。三菱倉 <9301> などの倉庫株も引き続き軟調。オリンパス <7733> などの精密株も下落した。ソニー <6758> などの電機株も売られた。同セクターでは、第1四半期(13年4-6月)連結決算で営業利益25.1%減の堀場製 <6856> や、同四半期連結決算で営業利益15.2%減の今仙電機 <7266> 、13年9月中間期・14年3月期の連結業績予想を下方修正したパイオニア <6773> などの下げも目立った。トヨタ <7203> 、マツダ <7261> などの自動車株や、ブリヂス <5108> などのタイヤ株も安い。ソフトバンク <9984> などの情報通信株も値を下げた。

     個別では、13年9月中間期・14年3月期の連結業績予想を下方修正し、無配とした大平金 <5541> に売りが継続し、値下がり率トップのまま。第1四半期(13年4-6月)連結決算で営業利益79.1%減、最終赤字転落の宇部興 <4208> や、キャリアデザイン <2410> 、シスメックス <6869> なども値下がり率上位にランクされた。

     個別では、13年9月中間期・14年3月期の連結業績予想を上方修正した住友精化 <4008> が前場同様にストップ高となり、値上がり率トップ。同じく連結業績予想を上方修正し、配当も増額したTBK <7277> や、第1四半期(13年4-6月)連結決算で純利益87.8%増のソースネクスト <4344> も高い。13年9月中間期連結業績予想の上方修正を受け、きのうストップ高した新電元 <6844> にも買いが続いた。なお、東証業種別株価指数は33業種すべてが下落した。

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