2008年7月(6/30~8/1)の月間売買状況のデータです。7月は1週目に前月からの続落記録を更新し続けて12日続落の記録更新。その後はフレディマックやファニーメイの米政府系住宅金融の資金調達不安から下落、米政府が救済法案をまとめて上昇と、上下に激しい動きとなりました。トレンドはまだ“下”です。
【東証一部】(日経平均株価 6/27;13544.36→8/1;13094.59)
証自(27%) 買;12兆8477億 売;12兆5742億 差引;+2736億
法人(8%) 買;4兆2571億 売;3兆8553億 差引;+4018億
個人(15%) 買;6兆9792億 売;7兆504億 差引;-712億
外人(49%) 買;23兆2240億 売;23兆8188億 差引;-5948億
証委(1%) 買;6229億 売;6151億 差引;+78億
合計(100%) 買;47兆9309億 売;47兆9137億 差引;+172億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 6/27;61.74→8/1;58.49)
証自(9%) 買;242億 売;267億 差引;-24億
法人(15%) 買;463億 売;374億 差引;+89億
個人(50%) 買;1346億 売;1420億 差引;-74億
外人(24%) 買;670億 売;666億 差引;+5億
証委(2%) 買;41億 売;42億 差引;-1億
合計(100%) 買;2763億 売;2768億 差引;-5億
まずは東証一部から。4月から3ヶ月間買い越しだった外人が売りに転換し、逆にその3ヶ月間売り越しだった証券会社が買い転換、法人も早速買い転換と投資部門別では大きな動きがありました。13000円近辺になると、国内勢の押し目買いがあるようですね。
続いてジャスダック。売買金額低迷・・・と言っていた6月から更に減りました(^^; 特に証券会社と個人の売買金額が減り、しかも両者とも売り越しで市場から資金を引き上げている様子が見て取れます。それを吸収するのが法人によるM&Aしかないと言う現状では、もはや企業の業績がどうこうより、資金がいつどのような形で戻ってくるかが重要になってきています。