2009年1月(1/5~1/30)の月間売買状況のデータです。年末からの反発の流れを受けて上昇したのは最初の週だけ。オバマ大統領の就任前あたりから、ご祝儀相場の無かった就任後まで、金融不安再燃で弱気な相場が続きました。
【東証一部】(日経平均株価 12/30;8859.56→1/30;7994.05)
証自(27%) 買;6兆1838億 売;6兆8432億 差引;-6593億
法人(11%) 買;2兆9524億 売;1兆9772億 差引;+9752億
個人(20%) 買;5兆899億 売;4兆7075億 差引;+3824億
外人(39%) 買;9兆117億 売;9兆7728億 差引;-7611億
証委(2%) 買;4903億 売;4593億 差引;+309億
合計(100%) 買;23兆7281億 売;23兆7600億 差引;-319億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 12/30;48.20→1/30;43.95)
証自(13%) 買;158億 売;200億 差引;-42億
法人(17%) 買;283億 売;270億 差引;+12億
個人(47%) 買;744億 売;707億 差引;+37億
外人(22%) 買;335億 売;339億 差引;-4億
証委(2%) 買;35億 売;36億 差引;-0.2億
合計(100%) 買;1554億 売;1552億 差引;+3億
まずは東証一部。週次の情報から推測はできた事ですが、証券会社と外人が大幅に売り越し、典型的な売り込まれる時の形でしたね。個人と法人が買い越し、信託銀行が8920億の大幅買い越し、年金マネーが相変わらず健在でした。
続いてジャスダック。売買代金が12月から更に2割減。前年1月と比較しても半分以下の水準になっています。閑散の極地まで来たという事なのか、2月以降更に減ってしまうのか、どうなりますか。個人がほぼ1年ぶりの買い越し、証券会社がやや売り越し、買い越し常連の法人は、信託銀行が77億買い越しでしたが、その他金融の70億売り越しが効いて小幅買い越しに留まりました。