2009年2月(2/2~2/27)の月間売買状況のデータです。2月は月後半にダウが昨年11月来の安値を更新するなど、欧米市場で金融不安が再燃。終わってみれば外人は1ヶ月通して売り越しで、外人VS年金という構図が続いた1ヶ月でした。
【東証一部】(日経平均株価 1/30;7994.05→2/27;7568.42)
証自(28%) 買;6兆3104億 売;6兆8667億 差引;-5563億
法人(12%) 買;3兆2855億 売;2兆2235億 差引;+1兆620億
個人(19%) 買;4兆4881億 売;4兆2099億 差引;+2782億
外人(39%) 買;8兆7661億 売;9兆5832億 差引;-8171億
証委(2%) 買;4510億 売;4230億 差引;+280億
合計(100%) 買;23兆3011億 売;23兆3064億 差引;-53億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 1/30;43.95→2/27;41.72)
証自(10%) 買;143億 売;169億 差引;-26億
法人(17%) 買;286億 売;253億 差引;+33億
個人(45%) 買;726億 売;712億 差引;+14億
外人(26%) 買;418億 売;415億 差引;+3億
証委(2%) 買;29億 売;29億 差引;+0.3億
合計(100%) 買;1602億 売;1577億 差引;+24億
まずは東証一部。前月から引き続き、証券会社と外人が大幅売り越し、法人と個人が買い越し、特に信託銀行が8549億の大幅買い越しです。1ヶ月間の相場の動きを見ても、まずは海外勢に売り切ってもらわないと反転は難しいのかなという感じがしますね。
続いてジャスダック。売買代金は低水準が続いていますが、一応前月比では増えました。証券会社が売り越しの他は全主体買い越しで。こちらは外人売りはなかったようです。逆に年金買い(信託銀行は21億の買い越し)もそんなにないわけですが(^^;