2009年5月(5/7~5/29)の月間売買状況のデータです。GW明けと同時にこれまで阻まれてきた9000円の壁を一気に突破。その後は9000円台で調整が続きましたが、最後の週にもう一上げして9500円に到達。新興市場にも資金が回り、市場全体の雰囲気が良くなった一ヶ月でした。
【東証一部】(日経平均株価 5/1;8977.37→5/29;9522.50)
証自(26%) 買;6兆3953億 売;6兆5162億 差引;-1209億
法人(10%) 買;2兆3054億 売;2兆5723億 差引;-2670億
個人(23%) 買;5兆6020億 売;5兆6074億 差引;-54億
外人(38%) 買;9兆4522億 売;9兆571億 差引;+3951億
証委(3%) 買;7195億 売;7174億 差引;+21億
合計(100%) 買;24兆4744億 売;24兆4705億 差引;+39億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 5/1;40.59→5/29;43.79)
証自(11%) 買;200億 売;199億 差引;+1億
法人(13%) 買;206億 売;263億 差引;-57億
個人(50%) 買;863億 売;926億 差引;-63億
外人(23%) 買;452億 売;357億 差引;+95億
証委(4%) 買;63億 売;64億 差引;-1億
合計(100%) 買;1784億 売;1810億 差引;-26億
まずは東証一部。外人が先月に続き買い越し継続、それに対して国内勢の証券会社、法人、個人は全て売り越し継続。国内では株式に対して慎重な見方の方が多いようですが、上がるか下がるかは結局は外人次第という事がよく分かる売買状況です。
続いてジャスダック。今月は個人が大幅売り越しに転換、法人も大幅売り越し継続(投資信託が62億、信託銀行が31億)。国内勢が完全に売りに回った中で、こちらも東証一部同様に外人が大量の買い越し。東証一部のみならず、ジャスダックも外人次第なんでしょうかね(^^; 売り越しに転じたものの、個人の売買シェアが久々に50%を超えたのは引き続き良いサインではないかと見ています。