2009年6月(6/1~6/26)の月間売買状況のデータです。上昇継続の前半2週、停滞の後半2週といった感じで分けられますかね。景気底入れ期待で3月から3ヶ月間休み無く上げてきましたが、ではいつ景気が回復するのかという所に焦点が移ってきました。
【東証一部】(日経平均株価 5/29;9522.50→6/26;9877.39)
証自(27%) 買;8兆4045億 売;8兆4653億 差引;-608億
法人(10%) 買;2兆9144億 売;3兆1662億 差引;-2518億
個人(24%) 買;7兆7644億 売;7兆4997億 差引;+2647億
外人(36%) 買;11兆3452億 売;11兆3240億 差引;+212億
証委(3%) 買;1兆332億 売;1兆1億 差引;+331億
合計(100%) 買;31兆4617億 売;31兆4553億 差引;+64億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 5/29;43.79→6/26;47.68)
証自(10%) 買;236億 売;262億 差引;-26億
法人(13%) 買;303億 売;339億 差引;-36億
個人(53%) 買;1341億 売;1362億 差引;-21億
外人(21%) 買;576億 売;500億 差引;+76億
証委(3%) 買;76億 売;74億 差引;+2億
合計(100%) 買;2531億 売;2537億 差引;-5億
まずは東証一部。外人は小幅ながらも3ヶ月連続の買い越し、他では個人が買い越しに転じました。証券会社と法人はこちらは3ヶ月連続の売り越し。6月中旬以降に外人の買いが止まって停滞、そこでは個人の押し目買い意欲が優勢、そんな所だと思います。
続いてジャスダック。こちらは前月に続いて外人が大きく買い越しとなり、国内勢の証券会社、法人、個人が揃って売り越し。6月後半も新興は比較的堅調でしたし、外人の資金が東証一部→新興の順番で回ってきたという事でしょうかね。個人は昨年7月以来、約11ヶ月ぶりのシェア50%越えという事で、これは良い兆候だと思います。このまま相場が上がって更に資金が呼び込めると良いんですが・・・。