2009年7月(6/29~7/31)の月間売買状況のデータです。今月は後退(=調整)の前半2週、反騰の後半3週といった所でしょうかね。前半は9連敗あり、後半はバブル崩壊以来21年ぶりの9連勝ありと、上にも下にも極端な動きの続いた1ヶ月となりました。
【東証一部】(日経平均株価 6/26;9877.39→7/31;10356.83)
証自(26%) 買;8兆256億 売;8兆2117億 差引;-1861億
法人(9%) 買;2兆8645億 売;3兆488億 差引;-1843億
個人(22%) 買;6兆6717億 売;7兆2400億 差引;-5683億
外人(40%) 買;13兆331億 売;12兆389億 差引;+9943億
証委(3%) 買;9547億 売;9779億 差引;-233億
合計(100%) 買;31兆5496億 売;31兆5174億 差引;+322億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 6/26;47.68→7/31;49.44)
証自(10%) 買;269億 売;285億 差引;-16億
法人(13%) 買;347億 売;351億 差引;-5億
個人(55%) 買;1467億 売;1550億 差引;-83億
外人(18%) 買;524億 売;467億 差引;+57億
証委(4%) 買;123億 売;123億 差引;-0.2億
合計(100%) 買;2730億 売;2778億 差引;-48億
まずは東証一部。外人が4ヶ月連続の買い越し、しかも1兆円に迫る大幅買い越しになりました。一方で国内勢は全主体が売り継続。個人が大幅売り越しに転じ、証券会社と法人は4ヶ月連続の売り越しです。過去の例からすると、これだけ外人が買い越していると証券会社も買いに回って良さそうな感じがしますけどね。まだ国内は慎重な見方が優勢という事なんだと思います。
続いてジャスダック。こちらも東証一部と同じですね。外人が買い越し継続、国内勢の証券会社、法人、個人は揃って売り越し継続です。先月久々に50%を超えて来た個人の売買シェアですが、今月は更にシェアを伸ばして55%まで上昇。あとはこれが買い越しに転じれば、中小型銘柄にも資金が回ってくるかもしれませんね。