2010年12月(11/29~12/30)の月間売買状況のデータです。基本的には11月の反転相場を引き継いで強い動きでしたが、11月に既に10%上昇していた事もあり、上値も重くジリ高の展開。動きの悪い大型株から中小型株や新興株への物色が広がり、JASDAQ指数が15日続伸するなど、年末相場はなかなかの賑わいでした^^
【東証一部】(日経平均株価 11/26;10039.56→12/30;10228.92)
証自(25%) 買;7兆7020億 売;7兆3337億 差引;+3683億
法人(9%) 買;2兆6800億 売;2兆9105億 差引;-2305億
個人(17%) 買;4兆8131億 売;5兆3740億 差引;-5609億
外人(47%) 買;14兆4792億 売;14兆31億 差引;+4760億
証委(1%) 買;4180億 売;4365億 差引;-185億
合計(100%) 買;30兆923億 売;30兆579億 差引;+345億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 11/26;1187.88→12/30;1255.04)
証自(6%) 買;326億 売;370億 差引;-44億
法人(7%) 買;356億 売;356億 差引;-0.1億
個人(65%) 買;3464億 売;3536億 差引;-72億
外人(15%) 買;849億 売;736億 差引;+113億
証委(8%) 買;432億 売;427億 差引;+4億
合計(100%) 買;5427億 売;5425億 差引;+1億
まずは東証一部。月間を通じて証券会社と外人の大人勢が買い越し、法人と個人の小人勢が売り越しでしたので、その通りの結果となりました。売買金額30兆円超えは6月以来という事で・・・なかなかの活況でしたね。
続いてジャスダック。東証一部以上に活況だったのはこちら、11月の2倍近い売買金額になっています。全主体の売買金額が増えてますから、相場全体が活況だったという事でしょう。買い越しは外人のみで、証券会社と個人の国内勢は揃って売り越し。海外からの資金流入が息の長い相場を支えていたようです。
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