2010年6月(5/31~7/2)の月間売買状況のデータです。5月の大幅下落の原因となった欧州危機が引き続き相場の重石となり、6月前半は弱い動き。月後半にようやく反発か・・・と思いきや米国の経済指標の悪化が嫌気されて再び下落。結局、最終週に5%下げた分が、そのまま月の下落幅になってしまいました。(ジャスダック指数は何気に上げてますが)
【東証一部】(日経平均株価 5/28;9762.98→7/2;9203.71)
証自(24%) 買;7兆6043億 売;7兆4028億 差引;+2015億
法人(9%) 買;2兆9310億 売;2兆3826億 差引;+5484億
個人(15%) 買;4兆7053億 売;4兆5085億 差引;+1968億
外人(51%) 買;15兆1789億 売;16兆1651億 差引;-9862億
証委(2%) 買;5400億 売;5152億 差引;+248億
合計(100%) 買;30兆9596億 売;30兆9742億 差引;-146億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 5/28;50.68→7/2;50.95)
証自(8%) 買;192億 売;237億 差引;-45億
法人(10%) 買;290億 売;248億 差引;+42億
個人(56%) 買;1558億 売;1599億 差引;-42億
外人(19%) 買;548億 売;504億 差引;+44億
証委(9%) 買;243億 売;244億 差引;-1億
合計(100%) 買;2831億 売;2833億 差引;-2億
まずは東証一部。証券会社が買い越しに転じ、国内勢VS外人という構図になりました。外人の売り越し額は5月よりも膨らんでいまして、これが6月の相場が反発しきれなかった原因だと思います。外人は去年からずーっと買ってましたし、為替が円高傾向なのでそれが売りやすくしている要因なのかもしれませんね。
続いてジャスダック。こちらキレイに売り買いが分かれまして、証券会社(4ヶ月連続)と個人が売り越し、法人と外人が買い越し。証券会社は明らかに市場から撤退モードですが、一方で外人は去年の9月から実に10ヶ月連続の買い越しなわけで・・・外人が好む銘柄(=大型株!?)を買っとけって事なんでしょうか(^^;
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