2012年5月(4/30~6/1)の月間売買状況のデータです。5月はGW中に海外株式が下落した事と、6日のフランスとギリシャの選挙で財政緊縮反対派が勝利した時点で方向性が決まりましたね。ギリシャのユーロ離脱問題は月間を通して相場の押し下げ材料となり、月末にはスペインの金融不安も追加されて相場のマインドが一気にリスクオフへ振れた一ヶ月でした。
【東証一部】(日経平均株価 4/27:9520.89→6/1:8440.25)
証自(19%) 買;4兆4249億 売;4兆9112億 差引;-4863億
法人(7%) 買;1兆9021億 売;1兆5423億 差引;+3598億
個人(14%) 買;3兆6540億 売;3兆2343億 差引;+4198億
外人(59%) 買;14兆7291億 売;15兆748億 差引;-3457億
証委(1%) 買;3490億 売;3229億 差引;+261億
合計(100%)買;25兆591億 売;25兆855億 差引;-264億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 4/27:1390.36→6/1:1303.08)
証自(5%) 買;195億 売;209億 差引;-14億
法人(6%) 買;306億 売;194億 差引;+112億
個人(59%) 買;2307億 売;2395億 差引;-88億
外人(23%) 買;910億 売;910億 差引;+1億
証委(6%) 買;251億 売;256億 差引;-5億
合計(100%) 買;3969億 売;3964億 差引;+5億
まずは東証一部。5月は5週連続で同じ売買動向でしたので、週次の通りの結果になってますね。外人が5ヶ月ぶりに売り越しに転換、証券会社が売り越し継続で大人勢が揃って売り越し、法人と個人が買い越し継続で、完全に下落相場時の売買動向その物でした。
続いてジャスダック。売買動向は前月と変わらず、証券会社と個人が売り越し、法人と外人が買い越し継続。証券会社と個人は4ヶ月連続で売り越しで、上昇相場でも下落相場でも一貫して売り続けてますが(^^;、外人は4ヶ月連続で買い越しで、今や新興も外人に買い支えられているようです。
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