2013年3月(3/4~3/29)の月間売買状況のデータです。NY市場でダウが史上最高値を更新、日銀の総裁&副総裁人事が決定、政府がTPP交渉への参加表明など、好材料が相次いで月前半は大幅上昇。キプロスの金融危機、イタリアの国債入札不調、外人の買い越し記録が19週でストップなど、欧州のゴタゴタで月後半は株価が調整、と3月も前半と後半で流れが変わった1ヶ月でした。それでも、月間で日経平均は7%近い上昇です。
【東証一部】(日経平均株価 3/1:11606.38→3/29:12397.91)
証自(16%) 買;7兆1242億 売;7兆2278億 差引;-1036億
法人(8%) 買;2兆8567億 売;4兆2594億 差引;-1兆4027億
個人(24%) 買;10兆9441億 売;10兆9833億 差引;-393億
外人(51%) 買;24兆1497億 売;22兆5829億 差引;+1兆5668億
証委(2%) 買;9094億 売;9273億 差引;-179億
合計(100%)買;45兆9842億 売;45兆9808億 差引;+33億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 3/1:1637.85→3/29:1777.96)
証自(3%) 買;424億 売;421億 差引;+3億
法人(4%) 買;555億 売;659億 差引;-104億
個人(72%) 買;1兆260億 売;1兆373億 差引;-113億
外人(14%) 買;2158億 売;1935億 差引;+223億
証委(7%) 買;958億 売;956億 差引;+2億
合計(100%) 買;1兆4355億 売;1兆4345億 差引;+11億
まずは東証一部。個人が売り越しに転換し、証券会社(2ヶ月連続)と法人(4ヶ月連続)が売り越し継続で、国内勢が揃って売り越し。一方で、外人は6ヶ月連続の買い越し継続・・・、週間の買い越し記録が19週連続でストップと言うショッキング(?)なニュースもありましたが、終わってみれば1兆円超の大幅買い越しで、上昇トレンド変わらずという感じでした。
続いてジャスダック。売買金額が更に増加し、1兆4000億円台に到達!しかも個人の売買金額が1兆円越え!とかなり盛り上がっている様子が伺えます。主体別動向は、証券会社が珍しく買い越しに転換した以外は変わらず。法人は2ヶ月連続、個人は3ヶ月連続の売り越し、一方で新興でも相場を牽引している外人は6ヶ月連続の買い越し。ジャスダック指数は月間で10%近く上昇しており、私が今まで見た事のないレベルの相場になってきています。
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