2013年7月(7/1~8/2)の月間売買状況のデータです。米国の量的緩和の早期縮小の懸念が後退したため、月前半は反騰相場が継続し、NY市場ではダウ、S&P指数が史上最高値を更新、日本市場でも日経平均が15,000円付近まで上昇しました。月中の参院選で自民党が大勝した後は、好調な米国指標、量的緩和の早期縮小懸念の再燃、個別企業の決算発表で綱引きとなり、膠着状態となりました。
【東証一部】(日経平均株価 6/28:13677.32→8/2:14466.16)
証自(12%) 買;6兆9477億 売;6兆7791億 差引;+1687億
法人(6%) 買;3兆2217億 売;3兆3590億 差引;-1373億
個人(24%) 買;13兆7772億 売;14兆6567億 差引;-8796億
外人(54%) 買;30兆4423億 売;29兆5131億 差引;+9292億
証委(2%) 買;1兆3198億 売;1兆3469億 差引;-271億
合計(100%)買;55兆7087億 売;55兆6548億 差引;+539億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 6/28:1765.03→8/2:1828.24)
証自(2%) 買;281億 売;307億 差引;-25億
法人(3%) 買;454億 売;385億 差引;+69億
個人(75%) 買;9487億 売;9550億 差引;-64億
外人(13%) 買;1703億 売;1699億 差引;+4億
証委(6%) 買;785億 売;783億 差引;+3億
合計(100%) 買;2兆1568億 売;2兆1543億 差引;+24億
まずは東証一部。外人の買い越しは止まらず、ついに10ヶ月連続の買い越し!規模も9,000億円台と大量買い越しが続いています。証券会社も買い越しに転換し、大人勢が買い越し揃い踏み。一方で、法人が売り越しに転換、個人が5ヶ月連続の売り越しで、子供勢が揃って売り越しでした。個人はこの上昇相場で売り越し続きなんですね・・・。
続いてジャスダック。5週あった事を考えると、前月から更に売買金額が減少。主体別動向では個人が4ヶ月ぶりに売り越しに転換、外人は一応9ヶ月連続の買い越しですが、買い越し額は僅かで主力の個人、外人の買いが止まった1ヶ月でしたかね。先月書きましたけど、ジャスダックは証券会社&法人が売り、個人&外人が買いというのがトレンドでしたので、トレンドに変化が起きたのかどうか、来月注目ですね。その他の主体は、証券会社が4ヶ月連続の売り越し、法人が6ヶ月ぶりに買い転換し、久々買い越しでした。
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