2014年12月(12/1~12/30)の月間売買状況のデータです。月初めは10月、11月からの好調な流れが続き、ついに日経平均が一時18,000円台に到達。しかし、これから・・・という所で、原油価格の急落とロシアのルーブル急落が発生。一気に16,700円台まで調整した後、原油価格の落ち着きと共に値を戻し、年末には再度18,000円台に接近しますが、最後はあと一歩の所で届かず。上下に忙しい相場でしたが、終値はほぼ前月と変わらずの水準でした。
【東証一部】(日経平均株価 11/28:17459.85→12/30:17450.77)
証自(16%) 買;8兆1187億 売;9兆589億 差引;-9402億
法人(7%) 買;4兆3025億 売;3兆2087億 差引;+1兆938億
個人(19%) 買;9兆9190億 売;10兆1290億 差引;-2099億
外人(56%) 買;29兆7689億 売;29兆5396億 差引;+2292億
証委(1%) 買;6128億 売;6347億 差引;-219億
合計(100%)買;52兆7219億 売;52兆5709億 差引;+1510億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 11/28:2359.52→12/30:2363.94)
証自(3%) 買;445億 売;433億 差引;+12億
法人(4%) 買;665億 売;633億 差引;+32億
個人(70%) 買;1兆1726億 売;1兆1737億 差引;-11億
外人(20%) 買;3399億 売;3440億 差引;-40億
証委(3%) 買;583億 売;584億 差引;-1億
合計(100%) 買;1兆6818億 売;1兆6827億 差引;-8億
まずは東証一部。まず証券会社が大幅売り越しに転換、一方で法人が大幅買い越しに転換。法人は信託銀行が5970億円の大幅買い越しで、これが効いてますね。外人は2ヶ月連続の買い越し継続、個人は2ヶ月連続の売り越し継続。前月は大人勢が大量買い越しでしたから、その勢いは止まったものの、外人が買い越した事で底堅い相場だったという見方になるでしょうか。
続いてジャスダック。個人が2ヶ月連続の売り越し、そして外人も売り越しに転換し、主要2主体が揃って売り越し。こちらも買ってるのは法人で4ヶ月連続の買い越し、中身も同じで信託銀行が40億円の買い越し。あとは証券会社が再度買い越しに転換、証券会社は20ヶ月連続の売り越しから、ようやく買いに転じてきているのかもしれませんね。2015年はその辺流れが変わるかもしれないので、しっかりウォッチしていきたいと思います。
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