2014年3月(3/3~2/28)の月間売買状況のデータです。月初は2月後半からの上昇の流れが続き、日経平均は15,000円台を回復、1月末の高値水準まで戻しましたが、その後はクリミアのロシア編入によるウクライナ情勢の緊迫化とイエレンFRB議長の会見での失言(?)などで売りが膨らみ、あっという間に下落して月間では3ヶ月連続のマイナスとなってしまいました。
【東証一部】(日経平均株価 2/28:14841.07→3/28:14696.03)
証自(14%) 買;6兆5134億 売;5兆7985億 差引;+7149億
法人(8%) 買;3兆2953億 売;3兆6246億 差引;-3293億
個人(15%) 買;6兆7450億 売;6兆5468億 差引;+1981億
外人(61%) 買;25兆9981億 売;26兆6065億 差引;-6084億
証委(1%) 買;5114億 売;5013億 差引;+102億
合計(100%)買;43兆631億 売;43兆777億 差引;-146億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 2/28:2073.56→3/28:1992.88)
証自(1%) 買;303億 売;311億 差引;-8億
法人(2%) 買;518億 売;498億 差引;+20億
個人(73%) 買;1兆5073億 売;1兆5160億 差引;-87億
外人(18%) 買;3748億 売;3686億 差引;+62億
証委(5%) 買;1017億 売;1021億 差引;-3億
合計(100%) 買;2兆660億 売;2兆676億 差引;-17億
まずは東証一部。証券会社が4ヶ月ぶりに買い越しに転じましたが、外人は3ヶ月連続の売り越し。結局、外人が売り越すと日経平均が下落するという事ですかね。法人が4ヶ月ぶりに売り越し転換、個人は買い越しに転換しました。国内勢は売り買い入れ替わりましたが、外人だけは売り続けていると。
続いてジャスダック。主要2主体は、個人が2ヶ月連続の売り越し、外人が2ヶ月連続の買い越し。こちらは外人が買っても指数は下がるんですね・・・(^^; 証券会社は相変わらずで13ヶ月連続の売り越し、法人は9ヶ月連続の買い越し、どの主体も2月から変化なしでした。
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