2014年6月(6/2~6/27)の月間売買状況のデータです。米国市場が絶好調でダウやS&P500指数が高値更新を続ける中、日経平均も上昇して15,000円台を回復しましたが、その後はウクライナやイラク情勢の緊迫化という外的要因と、追加金融緩和の期待後退という内的要因から上値が重く、15,000円を超えたあたりで停滞した1ヶ月でした。
【東証一部】(日経平均株価 5/30:14632.38→6/27:15095.00)
証自(15%) 買;6兆4189億 売;6兆154億 差引;+4035億
法人(7%) 買;3兆652億 売;3兆616億 差引;+36億
個人(19%) 買;7兆5325億 売;8兆4940億 差引;-9615億
外人(57%) 買;23兆9967億 売;23兆4228億 差引;+5739億
証委(1%) 買;5006億 売;5566億 差引;-560億
合計(100%)買;41兆5138億 売;41兆5503億 差引;-365億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 5/30:2008.28→6/27:2134.41)
証自(2%) 買;353億 売;370億 差引;-16億
法人(3%) 買;588億 売;643億 差引;-56億
個人(71%) 買;1兆5909億 売;1兆5893億 差引;+16億
外人(19%) 買;4315億 売;4278億 差引;+37億
証委(6%) 買;1291億 売;1291億 差引;+0.2億
合計(100%) 買;2兆2456億 売;2兆2475億 差引;-19億
まずは東証一部。前月売り転換していた大人勢が揃って買い越しに転換。法人は買い越し継続で、売りは3ヶ月連続売り越しの個人のみでした。5月後半から雰囲気は良くなっていましたが、6月は大人勢が揃って買いに回り、実も伴ってきた感じですかね。
続いてジャスダック。証券会社は16ヶ月連続の売り越しですが、法人が少額ではありますが12ヶ月ぶりに売り越しに転換。個人が買い越し転換、外人が買い越し継続で珍しく主力が揃って買い越しですね。遡って調べてみると、個人、外人が揃って買い越したのは2013年6月以来のようです(^^; この2主体が買い越しで出来高も増えれば面白そうなんですけどね。来月も注目です。
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