2015年1月(1/5~1/30)の月間売買状況のデータです。大発会こそ小幅安での静かなスタートでしたが、その後はギリシャのユーロ離脱懸念の高まり、原油価格の更なる下落、スイスフラン暴騰などいくつもの要因が重なり、月前半で日経平均は17,000円割れまで下落しましたが、逆に月後半はECB理事会による量的緩和の決定や、米国で指標が冴えない事で逆に早期の利上げ懸念の後退など、相場を支援する材料が重なり、月間では日経平均は上昇して2015年のスタートを切りました。
【東証一部】(日経平均株価 12/30:17450.77→1/30:17674.39)
証自(13%) 買;5兆9572億 売;6兆1831億 差引;-2259億
法人(6%) 買;3兆3233億 売;2兆5591億 差引;+7642億
個人(16%) 買;7兆6302億 売;7兆2958億 差引;+3344億
外人(63%) 買;28兆5237億 売;29兆4013億 差引;-8776億
証委(1%) 買;4637億 売;4521億 差引;+116億
合計(100%)買;45兆8981億 売;45兆8914億 差引;+67億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 12/30:2363.94→1/30:2356.70)
証自(2%) 買;273億 売;273億 差引;-0.5億
法人(3%) 買;416億 売;433億 差引;-17億
個人(67%) 買;1兆1123億 売;1兆971億 差引;+152億
外人(25%) 買;4005億 売;4125億 差引;-120億
証委(4%) 買;604億 売;588億 差引;+16億
合計(100%) 買;1兆6421億 売;1兆6391億 差引;+30億
まずは東証一部。証券会社は2ヶ月連続の売り越し、そして外人が大幅な売り越しに転換し、大人勢が揃って売り越し。一方で個人が3ヶ月ぶりに買い転換し、2ヶ月連続買い越しの法人と子供勢が揃って買い越し。大人勢の売り VS 子供勢の買い といういつもだと下げるパターンなのですが、今回は指数が上げているので、いつもとはちょっと様子が違うんでしょうか。来月の動向に注目ですね。
続いてジャスダック。個人が3ヶ月ぶりに買い越しに転換。外人が2ヶ月連続の売り越しで主力2主体は売り買いで分かれましたね。前月買いに回った証券会社は、小幅ですが早々に売り越しに転換。法人も5ヶ月ぶりに売り転換しました。今年は証券会社に注目と12月に書いていましたが、いつもの売りスタートでしたね(^^;
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