2015年2月(2/2~2/27)の月間売買状況のデータです。NY市場が10-12月期のGDP速報値を受けて下落した事で、月初めは下落してスタートしましたが、週末に発表された米雇用統計が好調だった事で円安株高に転換。その後もユーロ圏によるギリシャ金融支援の延長決定や、イエレンFRB議長が利上げを急がないと表明するなど、株式市場を支援する材料が続き、3週連続で上昇して月末には18,700円台に到達しました。
【東証一部】(日経平均株価 1/30:17674.39→2/27:18797.94)
証自(14%) 買;8兆4214億 売;6兆8663億 差引;+1兆5551億
法人(7%) 買;4兆541億 売;3兆8819億 差引;+1722億
個人(17%) 買;8兆4299億 売;10兆800億 差引;-1兆6502億
外人(60%) 買;31兆9208億 売;31兆7444億 差引;+1764億
証委(1%) 買;5142億 売;6227億 差引;-1085億
合計(100%)買;53兆3404億 売;53兆1954億 差引;+1450億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 1/30:2356.70→2/27:2434.03)
証自(2%) 買;262億 売;258億 差引;+4億
法人(3%) 買;425億 売;424億 差引;+1億
個人(68%) 買;8410億 売;8510億 差引;-100億
外人(23%) 買;2917億 売;2804億 差引;+113億
証委(4%) 買;468億 売;465億 差引;+3億
合計(100%) 買;1兆2481億 売;1兆2461億 差引;+21億
まずは東証一部。証券会社は3ヶ月ぶり、しかも1兆5000億円を超える大幅な買い越し転換。外人も小幅ながら買い越し転換で、大人勢が揃って買い越しに転換しました。子供勢は法人は2ヶ月連続の買い越し継続、一方で個人が大幅な売り越し転換。証券会社だけが猛烈に買ってきている所が、いつもと様子が違いますね。2ヶ月連続でここ最近ない動向になっていますので、何か大きなトレンド変化の前振れなのかもしれません。
続いてジャスダック。こちらは個人が売り越しに転換、外人が3ヶ月ぶりに買い越しに転換し、主力2主体の動向がまた入れ替わりました。証券会社と法人は買い越しに転換・・・ですが、少額なのであまり影響はないですかね。相変わらずあまりトレンドが定まらないなという感じです。
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