アジア・メディア上場廃止 ≫2008.08.19 [Tue]

Yahoo!ニュースより以下抜粋。

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アジア・メディア：マザーズ上場廃止　東証

　東京証券取引所は１９日、中国本土の企業として初めてマザーズに上場したテレビ番組関連事業会社「アジア・メディア・カンパニー・リミテッド」の株式を９月２０日付で上場廃止すると発表した。アジア・メディアは、前最高経営責任者（ＣＥＯ）が会社資金を私的に流用した問題が発覚するなど、ずさんな内部管理体制が次々と明らかになっており、情報開示が不適切と判断した。上場を承認した東証の責任も問われそうだ。

　アジア・メディアは、昨年４月に上場し、同年７月には１株２０５５円の最高値をつけた。しかし、今年６月、崔建平・前ＣＥＯの不正流用が発覚。その後、有価証券報告書の提出が遅延したり、監査法人が財務諸表について「十分な監査証拠が提供されなかった」として意見表明をしないなどの事態が発生した。東証は６月下旬に上場廃止の恐れがあるとして監理銘柄に指定した。１９日の終値は前日終値比４円安の１６円だった。

　東証は上場時の審査について「適正だった」と強調するが、市場からは「アジア企業の誘致を優先させ、審査が甘くなった」との指摘も出ている。【野原大輔】

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こんなしょうもない会社ばかり上場させるから、新興市場が今のような状況になっているわけで・・・東証と主幹事の野村證券には猛省を促したいところです。って言うか責任問えないんですかね！？しかし、中国企業という所がまた香ばしいですよねえ。前CEOも崔という中国人みたいですし。

野村證券主幹事と言えば、昔このブログで取り上げた（→リンク）2160 ジーエヌアイを久々に見てみたら、今日の終値が何と16円。上場して僅か1年で見事5分の1になってます。新興IPOではこれが普通って所がまた怖いですが（＾＾；