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直感重視の素人投資家、天地人の株日記です。株や経済に関するネタを中心に書いていく予定です。
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    日経平均 ; 9478.53 (-57.60
    TOPIX ; 857.85 (+0.47、2日続伸)
    JASDAQ指数 ; 1222.08 (-3.78、3日続落)
    マザーズ ; 439.73 (-8.86、4日続落)

    先週末のNY市場は3日続伸。為替も80~81円台で安定し、外部環境は良くなってきていますが、今の日本で問題なのは原発問題。土日を挟んでも全く状況は改善しないどころか日々悪化している状況で、これでは株式市場も上がりようがなく反落。しばらくは海外株の上昇から取り残される事になりそうですが、いつそのギャップが埋まるのか、あるいは埋まらないのか、ですね。

    所有銘柄はほぼ全面安(上昇1銘柄、下落9銘柄)。色々ブログやらツイッターやらを見ていると、先日の下落を受けて個人投資家のレバレッジが縮小しているのと、二番底の懸念があると見ている方が多いようで、これが特に中小型株が不振な要因なんでしょう。

    震災の翌週の売りは国内勢だった事が分かったので、二番底があるとしたら外人が売ってきた時なんでしょうが、世界的に株式が暴落しない限りは元々ウエイトの低い日本株だけを更に売るなんてありますかねえ・・・。これだけみんなが警戒していれば暴落は無さそうですが、当分は我慢の相場が続くのかなと思います。

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    前週末に東日本大震災が発生。震災明けの日本市場は大幅安でスタートし、月曜は一旦下げ渋りましたが、月曜に福島第一原発の3号機で水素爆発が発生、更には火曜の前場引け後に4号機で火災が発生すると、最悪の事態への懸念が一気に高まって後場は売り一色となり、リーマンショック以来の大暴落(下げ幅1,000円超)!水曜はパニック売りが収まって反発しましたが、今度は水曜夜から木曜にかけて円が対ドルで急伸し一時76円台に突入するなど史上最高値を更新!!金曜にG7での協調介入合意と、日銀のドル買い、円売り介入でドル円が押し戻され、株式市場もようやく反発・・・。毎日目の回るような展開で、リーマンショック以来の大混乱だった3月第3週(3/14~3/18)のデータです。

    【東証一部】(日経平均株価 3/11:10254.43→3/18:9206.75)

    証自(15%) 買;1兆6366億     売;2兆3475億    差引;-7109億
    法人(7%)     買;9530億           売;9749億          差引;-219億
    個人(17%) 買;2兆2208億     売;2兆3620億    差引;-1412億
    外人(61%) 買;8兆8335億     売;7兆9419億    差引;+8915億
    証委(1%)   買;1396億           売;1518億          差引;-122億
    合計(100%) 買;13兆7835億   売;13兆7782億  差引;+53億

    【ジャスダック】(ジャスダック指数 3/11:1309.24→3/18:1167.13)

    証自(5%)     買;86億              売;78億             差引;+8億
    法人(7%)     買;139億            売;98億             差引;+41億
    個人(61%)   買;945億            売;1063億         差引;-118億
    外人(22%)   買;399億            売;315億           差引;+84億
    証委(5%)     買;77億              売;87億             差引;-10億
    合計(100%) 買;1646億          売;1642億         差引;+4億

    まずは東証一部。月火の売りは外人のパニック売りだと思っていたんですが、何と外人だけが大量の買い越し(20週連続)、これはちょっと意外でしたねえ。大幅に売り越していたのは国内の証券会社、更にいつもは下落相場に買い向かう個人も売り越しで、この週だけ見ると完全に外人の一人勝ちですね。情けない。。。

    続いてジャスダック。こちらも外人が大量に買い越し、そして個人が大量に売り越し。月火と連荘でストップ安の銘柄もありましたので、追証回避のために投げ売りさせられた個人が多かったんでしょう。現金はそれほどでもありませんが、信用が大量の売り越しになっています。

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    最近、放射性物質による水や野菜の汚染が話題になっていますが、報道では「直ちに影響は出ない」の一点張りで、じゃあずっと摂取し続けたらどうなのよ(全然収まりそうにないし)?というのを今メディアで公開されている情報を元に計算してみました。

    Twitterで活躍されているteam nakagawaのベクレル⇔シーベルト変換係数と、国の暫定基準値をベースに、「今の状況が1年間続く」と仮定して厳しめの条件を設定し、計算した結果が下の表です。

        放射線量
    (μシーベルト)
    時間 年間日数 積算量
    (μシーベルト)
    空気 1年間換気
    平均0.2μシーベルト/h
    0.2 24 365 1752
        放射物質量
    (ベクレル)
    変換係数
    (乳児用)
    年間日数 積算量
    (μシーベルト)
    平均100ベクレル/kg
    毎日500g摂取
    50 0.14 365 2555
        放射物質量
    (ベクレル)
    変換係数
    (乳児用)
    年間日数 積算量
    (μシーベルト)
    野菜 平均2000ベクレル/kg
    毎日100g摂取
    200 0.14 365 10220

    被ばくの影響が出るとされる量は、乳児が10ミリシーベルト(=10,000マイクロシーベルト)、大人が100ミリシーベルト(=100,000マイクロシーベルト)だそうです。

    私は専門家ではないので、この数字が人体にどれだけ影響があるのかはメディアを通じた情報でしか判断できませんが、上の100ミリシーベルトを是とすると、今の状況が最悪1年間続いたとしても、大人にはほとんど影響はなさそうですね。

    乳児の場合は、野菜(含め食べ物系)に注意・・・くらいでしょうか。ただ、出荷の暫定基準値を緩和するなんて話が一部出ているようなので、それによって気を付けるレベルは変わってきそうですけどね。

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    日経平均 ; 9536.13 (+101.12
    TOPIX ; 857.38 (+3.43
    JASDAQ指数 ; 1225.86 (-0.64、2日続落)
    マザーズ ; 448.59 (-0.16、3日続落)

    昨晩のNY市場はダウ、ナスダック共に続伸。昨日も指標が悪化する中で上昇していましたし、NY株は本格的に持ち直してきたかなと感じがしますね。一方、日本市場も今日は上昇したものの、いつもの寄り&引け前のおそらく米国勢、欧州勢の買い以外はほとんど動きが無く、こちらは当面は原発動向を睨みながらの動きになると思います。

    その福島第一原発は、復旧に向けて各方面で懸命の努力が続いていますが昨日3号機で作業員の方が被ばくするなど、進捗は芳しくなく・・・。このままだと、「もうコンクリートで閉じ込めるしかない」なんて行き着く所まで行ってしまうんじゃないですかね。

    所有銘柄は高安まちまち(上昇4銘柄、下落6銘柄)。昨日からの下落基調は止まらず、今日も個人に人気と思われる銘柄を中心に下げていました。新興市場は、今は外人が買うような大型銘柄、指数銘柄しか買われていない感じがしますね・・・やはり個人は震災後の暴落のダメージが大きかったのかな。

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    日経平均 ; 9435.01 (-14.46、2日続落)
    TOPIX ; 853.95 (-7.15、2日続落)
    JASDAQ指数 ; 1226.50 (-1.89
    マザーズ ; 448.75 (-1.59、2日続落)

    昨晩のNY市場はダウ、ナスダック共に反発。2月の新築住宅販売件数が予想を下回った事で下落して始まりましたが、その後プラスに転じたのは相場が強いと見て良いんでしょうかね。震災の影響の長期化が懸念される日本市場は、今日も停滞気味。出来高も萎んできているようで、震災の諸々が片付くまでは上値の重い展開かなと思われます。

    今日のタイトルですが、被災地の企業の多くがまだ操業停止の状態で、早期稼動の見通しが立たない所も多いとの事で、特に部品の供給が色々な所で滞っているみたいですね。メーカーは自社の工場が復旧しても、部品が届かず生産ができないという事もあるようで、ちょっと影響が長引きそうな雰囲気です。

    所有銘柄は下げ優勢(上昇3銘柄、下落7銘柄)。昨日既に下落の兆候は見えていましたが、今日は多くの銘柄が反落。震災後に一旦は買い戻しが入ったものの、震災の影響+原発事故の状況悪化が明らかになるにつれ、再度売られる流れになってきたかなと思います。中でも原発事故の長期化&悪化による、私の銘柄だと2131 アコーディア・ゴルフのような屋外のレジャー関連銘柄への影響と、上にも書いた部品工場の操業停止による製造業への影響がちょっと心配ですね。

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    日経平均 ; 9449.47 (-158.85
    TOPIX ; 861.10 (-7.03
    JASDAQ指数 ; 1228.39 (+7.02、5日続伸)
    マザーズ ; 450.34 (-3.81

    昨晩のNY市場はダウ、ナスダック共に反落。やはり昨日までで反発は一服のようで、日本市場も今日は1日マイナス圏で推移して反落。今日も東京都の浄水場から放射性物質が検出されたり、野菜の出荷制限&摂取制限が拡大したり、福島第一原発の3号機で煙が出たり、震災被害の見込みが15兆円~25兆円と出てきたりと色々ありましたが、これからもこんな感じで悪材料がちょいちょい出てくるのでしょう。

    所有銘柄は上げ優勢(上昇7銘柄、下落2銘柄)。今日は2468 フュートレック4779 ソフトブレーンといった個人の資金が集まって人気化するような銘柄が揃って下落。先週の月火の下げで、リスクを取って投資していた個人投資家がかなりダメージを受けたようなので、こういうある種仕手的な銘柄はしばらく厳しいかもしれません。

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    日経平均 ; 9608.32 (+401.57、2日続伸)
    TOPIX ; 868.13 (+37.74、2日続伸)
    JASDAQ指数 ; 1221.37 (+54.24、4日続伸)
    マザーズ ; 454.15 (+16.60、4日続伸)

    昨晩のNY市場はダウ、ナスダック共に大幅上昇。日本の福島第一原発の問題が落ち着いてきた事や、AT&Tの大型買収案件などが好感され、ダウが12,000ドル台を一気に回復しました。日本市場も今日は金曜からの買戻しの流れが継続して、日経平均、新興市場指数共に大幅続伸。市場の話題の中心となっている9501 東京電力が2日連続S高で、これも市場心理の改善に一役買ったのかなと思います。

    所有銘柄はほぼ全面高(上昇9銘柄、下落1銘柄)。先週の月曜から、何でもかんでも売られた月火→自律反発の水木→為替介入で本格反発の金火と流れてきましたが、今日で多くの銘柄が半値戻しになりましたし、2131 アコーディア・ゴルフ4331 テイクアンドギヴ・ニーズのような震災、原発、ガソリン不足の影響が大きそうな銘柄が既に伸び悩んでいましたので、そろそろ反発も一服かな・・・と。

    しばらくは、①震災の影響が小さいと思われる銘柄(株価上昇)と、②震災の影響が大きいと思われる銘柄(株価下落)に分かれると思いますが、5月の決算期にかけて実際の業績への影響度が明らかになってくるので、①-A 実際に影響も小さい銘柄(株価上昇)、①-B 実際の影響は実は大きい銘柄(株価下落)、②-A 実際の影響が実は小さい銘柄(株価上昇)、②-B 実際に影響も大きい銘柄(株価下落)の4つに分かれるのかなと。この辺を意識しながら、株価と企業状態をウォッチングしていきたいと思います。

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    前週末の米国市場で原油価格が高値を更新し、その経済への影響が懸念されて週明けから反落してスタート。その後、週中に中国の2月の貿易統計が市場予想に反して赤字だった事で更に売られ、最後に金曜日に東日本大震災の発生・・・と悪材料がいくつも重なった3月第2週(3/7~3/11)のデータです。

    【東証一部】(日経平均株価 3/4:10693.66→3/11:10254.43)

    証自(27%) 買;2兆744億       売;2兆3624億    差引;-2879億
    法人(7%)     買;5148億           売;6735億          差引;-1586億
    個人(14%) 買;1兆3333億     売;1兆122億      差引;+3211億
    外人(51%) 買;4兆2359億     売;4兆1533億    差引;+827億
    証委(1%)   買;1107億           売;882億            差引;+225億
    合計(100%) 買;8兆2692億     売;8兆2895億    差引;-203億

    【ジャスダック】(ジャスダック指数 3/4:1341.11→3/11:1309.24)

    証自(5%)     買;65億              売;72億             差引;-7億
    法人(7%)     買;100億            売;77億             差引;+23億
    個人(65%)   買;864億            売;846億           差引;+18億
    外人(16%)   買;198億            売;229億           差引;-31億
    証委(7%)     買;97億              売;101億           差引;-3億
    合計(100%) 買;1325億          売;1325億         差引;+0.2億

    まずは東証一部。意外にもこれだけ下げたのに外人は買い越しでしたね・・・これで19週連続。結局、この週で逃げられなかった外人が、翌週の月火に売ってきたと見て良いんじゃないでしょうか。一方で、証券会社は見事に売り転換していまして、こちらは地震後すぐに逃げたという事ですかね。他の主体は、法人が16週連続の売り越し継続、個人は買い越しに転換でした。

    続いてジャスダック。こちらは外人が売り越しに転換。逆に大幅売り越しだった買い越しに転換し、法人も買い越し継続。前週、個人の短期資金が抜けたのではと書きましたが、この週は指数の下げがきつかったので、外人売り&個人買いという事になったようです。

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    日経平均 ; 9206.75 (+244.08
    TOPIX ; 830.39 (+19.59
    JASDAQ指数 ; 1167.13 (+57.63、3日続伸)
    マザーズ ; 437.55 (+30.87、3日続伸)

    G7での協調介入合意と、9時から日銀が実施したドル買い・円売り介入で為替が対ドルで82円台まで円安となった事で、日本市場は大幅反発。買い一巡後は三連休前という事もあり上値は限られたものの、株価の方もこれで落ち着きそうですな。新興市場は大幅続伸で3連騰、こちらは本格的に買い戻しが入っているようです。

    所有銘柄は全面高(上昇10銘柄)!水曜の買い出動が、とりあえず報われました。今になって考えてみると、金曜日に地震が起こった直後から売られていたわけですから、「3日目に買え」の3日目って実は火曜日だったんですね。でもあの下げの中で買い向かうのは、何度やっても無理だろうなあ。。。福島第一原発は今も予断を許さない状況であり、二番底の可能性もゼロでは無いので、しばらくは今のポジションで様子見に徹します。

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    Yahoo!ニュースより以下抜粋。

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    G7が10年半ぶり協調介入、断続実施で震災下での円高阻止へ
    13時07分配信 ロイター

    [東京 18日 ロイター]
     7カ国(G7)の財務相・中央銀行総裁は日本時間18日午前、東日本大震災の発生を受けて臨時の電話会合を開催し、日米欧カナダのG7各国当局による協調した円売り介入の実施について合意した。

     日本当局は午前9時から外国為替市場でドル買い/円売り介入に踏み切り、それまで79円前半で取引されていたドル/円は、81円前半に2円程度上昇している。野田佳彦財務相は会見で、協調介入を今後も断続的に実施していく考えを明らかにした。協調介入は2000年9月に日米欧カナダなどがユーロ安阻止を狙って実施して以来、10年半ぶり。

    <G7声明「日本経済は強靭」、為替市場を注視>
     G7は、各地に甚大な被害を及ぼしている東日本大震災の発生で、日本および世界経済への影響が懸念される中、急激に進行する円高への対応などを議論。日本の要請に基づいて協調介入に合意するとともに、緊急声明では「日本の経済と金融セクターの強靭さへの信認を表明する」とし、地震を受けても日本の経済・金融の安定が損なわれることはないと強調した。為替市場に関する認識では、引き続き「為替レートの過度な変動や無秩序な動きは、経済および金融の安定に悪影響を与える」とし、「為替市場をよく注視し、適切に協力する」ことを声明に明記した。

    <円は過度な変動との認識を共有、「友情ある協調」>
     野田財務相は会見で、G7の電話会議では、東日本大地震の日本経済や市場への影響、金融市場動向について議論したと述べ、円高に対して「(G7が)過度な変動があるという認識を共有した」ことを明らかにした。協調介入については「日本が困難な今、G7当局が連帯して市場の安定に向け協調することの意義は極めて大きい」とし、「友情ある協調」と表現。今回の介入は「特定の水準を目指すものではない」としたが、為替の過度な変動に対応するため、協調介入を断続的に実施していく方針を示した。また、野田財務相によると、他国の当局はそれぞれの市場が開いた段階から介入を実施し、欧州中央銀行(ECB)はユーロ買い/円売りで対応する可能性があるという。

     共同会見に臨んだ白川方明日銀総裁は「為替市場におけるG7各国との協調行動が、為替市場の安定的な形成に寄与することを強く期待する」とし、日銀として「強力な金融緩和を推進するとともに、金融市場の安定を確保するため、今後とも潤沢な資金供給を行う」と表明した。

     与謝野馨経済財政担当相は協調介入合意を受け、「天災という不幸な時期に、為替や株などに過度な投機的な動きがあることは不穏当であるというのがG7各国の一致した考え」とし、「今回は国際的に円の安定が大事ということが広く認められた。各国の協力に感謝したい」と語った。

    <協調介入はサプライズ、円相場は2円程度下落>

     協調介入の合意と日本の当局による実際のドル買い/円売り介入を受け、為替市場では急速にドル高/円安が進行。円相場はG7会議前から2円程度下落し、午前は81円前半での取引になっている。

     市場は、G7が協調介入に合意したことを驚きを持って受けとめている。「市場では口先介入か、日本による単独介入が予想されていたため、予想外の結果だ。最近のG7会合を基準に考えれば、協調行動は非常に大きな出来事だ」(ウェルズ・ファーゴの為替ストラテジスト VASSILI SEREBRIAKOV氏)と評価する声が多い。協調介入を受けた今後の為替動向については「ドル/円やクロス円が基本的に底入れするのは間違いない」(GFTの通貨調査担当ディレクター キャシー・リエン氏)との指摘が聞かれる。

     もっとも、1ドル=80円台に乗せても「日本企業の採算レートや震災による収益悪化を考えると、この水準でもまだ厳しい」(RBS証券のチーフエコノミスト 西岡純子氏)との声もあり、当局が円相場をどこまで押し下げられるかが注目されている。

    -------------------------------

    G7での協調介入が決定!協調介入には否定的な見方が多かっただけに、これは大きなサプライズですね。元々直近の円高は投機筋が仕掛けていたと思われますので、これで当面は80円台が維持されるでしょうか。野田財務相が「友情ある協調」と表現しているように、市場が予想していた以上に、世界の日本に対する支援の気持ちが強かったという事でしょう・・・非常にありがたいことです^^ 我々は復興に向けて頑張らなきゃ!ですな。
     
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