2010年2月(2/1~2/26)の月間売買状況のデータです。米国の景気回復への懸念、欧州のPIGSの債務問題への懸念から月前半は下落が止まらず、ダウが10,000ドル割れ、日経平均が10,000円割れまで下落。その後、中国が春節でお休みの間にギリシャ問題に進展が見られ、休み明けの中国が堅調だった事でようやく一息ついた・・・という感じでした。
【東証一部】(日経平均株価 1/29;10198.04→2/26;10126.03)
証自(27%) 買;6兆1633億 売;6兆7062億 差引;-5429億
法人(9%) 買;2兆1874億 売;2兆1083億 差引;+791億
個人(18%) 買;4兆2634億 売;4兆899億 差引;+1735億
外人(44%) 買;10兆6457億 売;10兆3715億 差引;+2742億
証委(2%) 買;5964億 売;5854億 差引;+111億
合計(100%) 買;23兆8562億 売;23兆8612億 差引;-50億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 1/29;51.52→2/26;50.47)
証自(12%) 買;401億 売;323億 差引;+78億
法人(10%) 買;255億 売;328億 差引;-73億
個人(44%) 買;1338億 売;1250億 差引;+88億
外人(26%) 買;783億 売;768億 差引;+15億
証委(8%) 買;244億 売;239億 差引;+6億
合計(100%) 買;3020億 売;2907億 差引;+113億
まずは東証一部。1月に続き証券会社が大量の売り越し、外人の大量買いは止まりましたが、法人と個人が買いに回って相場を支えたという所でしょうか。特に月前半に海外市場に比べ日本市場は下げなかった印象ですが、外人が売りに回らなかったからなんでしょうね。
続いてジャスダック。2月第3週の大量売買が全てって感じですが、これまで5ヶ月間売りに回っていた国内勢の中で、証券会社と個人がようやく買いに回りました。これで大きな流れが変わるのか・・・3月の売買状況は要注目ですね。