2011年2月(1/31~2/25)の月間売買状況のデータです。月前半はエジプトなど中東情勢の緊迫化があったものの、米国市場は好調でダウがジリジリと高値を更新。日本市場も好決算の企業を中心に買いが入り、また新興市場が1月以上に売買金額を増やしながら上昇。最後にリビア情勢緊迫化で冷や水を浴びせられましたが、相場は堅調な1ヶ月でした。
【東証一部】(日経平均株価 1/28:10360.34→2/25:10526.76)
証自(22%) 買;6兆5950億 売;6兆6299億 差引;-349億
法人(9%) 買;2兆3973億 売;2兆8993億 差引;-5020億
個人(18%) 買;5兆3913億 売;5兆7322億 差引;-3410億
外人(51%) 買;16兆429億 売;15兆1396億 差引;+9033億
証委(1%) 買;3938億 売;4098億 差引;-159億
合計(100%) 買;30兆8204億 売;30兆8109億 差引;+95億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 1/28:1307.66→2/25:1325.05)
証自(4%) 買;232億 売;239億 差引;-6億
法人(8%) 買;374億 売;524億 差引;-150億
個人(65%) 買;3713億 売;3704億 差引;+9億
外人(16%) 買;956億 売;816億 差引;+140億
証委(7%) 買;428億 売;419億 差引;+9億
合計(100%) 買;5703億 売;5702億 差引;+2億
まずは東証一部。1月に続いて国内勢は揃って売り越しで、外人だけが6ヶ月連続の買い越し。国内勢の中でも法人の売り越しが特に目立ち、特に信託銀行が3563億の大幅売り越しでした。引き続き大勢には変化なしです。
続いてジャスダック。1月と同じ週数ながら、1週多かった12月の売買金額を上回っているあたり、かなり活況だった事が窺えますね~。主体別に見ると、法人の売りVS外人の買いという感じで、東証一部と同様に法人の調整売りがかなり出ていたみたいですね。ちなみに、投資信託が123億、信託銀行が44億と共に大きな売り越しです。
PR