2012年1月(1/4~1/27)の月間売買状況のデータです。昨年末からの好調な流れを引き継いで、世界的に株価は堅調でした。米国では住宅指標の改善、欧州では債務問題が一服した事が材料視されましたかね。日本市場も上昇はしたものの上値は重く、好調な海外市場と比較して出遅れ感が鮮明になってきました。
【東証一部】(日経平均株価 12/30:8455.35→1/27:8841.22)
証自(18%) 買;3兆1922億 売;3兆683億 差引;+1239億
法人(8%) 買;1兆3149億 売;1兆4364億 差引;-1214億
個人(18%) 買;2兆9458億 売;3兆3412億 差引;-3955億
外人(54%) 買;9兆4810億 売;9兆480億 差引;+4330億
証委(2%) 買;2841億 売;2983億 差引;-142億
合計(100%)買;17兆2180億 売;17兆1922億 差引;+257億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 12/30:1180.05→1/27:1221.14)
証自(7%) 買;195億 売;180億 差引;+15億
法人(8%) 買;193億 売;200億 差引;-7億
個人(56%) 買;1457億 売;1450億 差引;+7億
外人(25%) 買;632億 売;645億 差引;-13億
証委(4%) 買;156億 売;158億 差引;-1億
合計(100%) 買;2633億 売;2633億 差引;+0.4億
まずは東証一部。証券会社と外人が揃って買い越しに転換、法人と個人が揃って売り越しに転換で、12月と買い主体、売り主体が入れ替わり、強気相場時に見られる形になりました。月を通じて海外株式は堅調だったので、日本にも恩恵があったという事ですね。
続いてジャスダック。11月から2ヶ月間続いた法人の大幅買い越しは落ち着き、各主体別ではあまり大きな動きはなくなりましたね。ただ各週の動向を見るとかなり凸凹がありましたので、相場が落ち着いていたというよりは、月中で大きなうねりがあったという事だと思います。
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