2013年1月(1/4~2/1)の月間売買状況のデータです。ご祝儀相場終了後の停滞、甘利経済再生相の円安牽制発言、サプライズなしの日銀金融政策決定会合など、下げに転じてもおかしくない場面は何度もありましたが、円安株高のアベノミクス相場は止まる事なく、結局5週連続上昇で1月を終えました。
【東証一部】(日経平均株価 12/28:10395.18→2/1:11191.34)
証自(15%) 買;6兆3090億 売;6兆1373億 差引;+1716億
法人(7%) 買;2兆3086億 売;3兆4912億 差引;-1兆1826億
個人(24%) 買;10兆32億 売;10兆1413億 差引;-1381億
外人(52%) 買;22兆1839億 売;21兆202億 差引;+1兆1638億
証委(2%) 買;9011億 売;9205億 差引;-193億
合計(100%)買;41兆7059億 売;41兆7105億 差引;-46億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 12/28:1413.34→2/1:1581.83)
証自(4%) 買;298億 売;395億 差引;-97億
法人(5%) 買;459億 売;426億 差引;+33億
個人(69%) 買;6276億 売;6525億 差引;-249億
外人(15%) 買;1588億 売;1253億 差引;+334億
証委(7%) 買;659億 売;662億 差引;-3億
合計(100%) 買;9279億 売;9262億 差引;+17億
まずは東証一部。証券会社が買い越しに転換、そして外人は4ヶ月連続、しかも2ヶ月連続の1兆円超の大量買い越しで、大人勢が揃って買い越し。一方で法人と個人の子供勢が売り越し継続で、大人勢の買いVS子供勢の売りという分かりやすい形になりました。まあ、週次で見てもほとんどこうでしたからね。法人は3ヶ月連続、個人は6ヶ月連続の売り越しです。
続いてジャスダック。こちらは週次動向がずっと同じだったので分かりやすい結果が出ていますが、証券会社と個人が売り越し、法人と外人が買い越しでした。特に個人の売りと外人の買いが目立ちますね~、あとは4週+1日あったというのもありますが売買金額が増加、この2つのトレンドが新興上昇相場を支えていると思うので、動向をしっかりチェックしていきたいと思います。
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