2013年12月(12/2~12/30)の月間売買状況のデータです。感謝祭明けの月初め第1週こそ下落しましたが、12月の雇用統計が予想を上回り上昇、そしてFOMCで追加緩和の縮小が発表されると不透明感の解消で上昇、その勢いで年末ラリーと見事にバトンがつながり、日経平均は年初来高値で2013年の取引を終えました。
【東証一部】(日経平均株価 11/29:15661.87→12/30:16291.31)
証自(15%) 買;7兆4053億 売;7兆7708億 差引;-3654億
法人(6%) 買;3兆2662億 売;2兆9445億 差引;+3217億
個人(24%) 買;10兆7984億 売;12兆6851億 差引;-1兆8867億
外人(53%) 買;27兆2120億 売;25兆605億 差引;+2兆1514億
証委(2%) 買;8117億 売;9068億 差引;-952億
合計(100%)買;49兆4935億 売;49兆3677億 差引;+1258億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 11/29:1975.20→12/30:2053.35)
証自(4%) 買;790億 売;814億 差引;-24億
法人(4%) 買;812億 売;614億 差引;+197億
個人(72%) 買;1兆3951億 売;1兆4143億 差引;-192億
外人(16%) 買;3076億 売;3036億 差引;+40億
証委(5%) 買;1016億 売;1018億 差引;-2億
合計(100%) 買;1兆9643億 売;1兆9625億 差引;+19億
まずは東証一部。外人が4ヶ月連続の買い越し、2ヶ月連続で月間2兆円を超える大量買い越し!!!証券会社は早々に売り転換しましたが、相場を押し上げたのはやはり外人の買いでしたね。証券優遇税制の終了に伴い、換金売りが大量に出たと思われる個人が2ヶ月連続の大量売り越し。法人は買い越しに転換しました。
続いてジャスダック。外人(2ヶ月連続)と法人(6ヶ月連続)が買い越し継続、証券会社(10ヶ月連続)と個人(2ヶ月連続)が売り越し継続。新興の主力である個人の売りはこちらも大量に出たものの、外人の買いに支えられたというところでしょうか。2014年は外人の買いがどこまで続くか、外人が売りに回った時に個人が相場を支えられるか、あたりが焦点になるかと思います。
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