2013年2月(2/4~3/1)の月間売買状況のデータです。月前半は調整、月後半は再上昇という感じの1ヶ月ですが、上昇トレンドは継続。北朝鮮の核実験やイタリア総選挙で緊縮反対派が躍進するなど不安材料はありましたが、アベノミクスへの期待や米国の景気回復への期待が勝り、相場は堅調な1ヶ月でした。
【東証一部】(日経平均株価 2/1:11191.34→3/1:11606.38)
証自(14%) 買;5兆6867億 売;5兆7177億 差引;-309億
法人(8%) 買;2兆8142億 売;3兆5925億 差引;-7783億
個人(25%) 買;10兆5527億 売;10兆5213億 差引;+314億
外人(52%) 買;22兆3501億 売;21兆5626億 差引;+7875億
証委(2%) 買;9449億 売;9570億 差引;-121億
合計(100%)買;42兆3485億 売;42兆3511億 差引;-26億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 2/1:1581.83→3/1:1637.85)
証自(4%) 買;364億 売;432億 差引;-67億
法人(4%) 買;400億 売;463億 差引;-63億
個人(69%) 買;6887億 売;7026億 差引;-139億
外人(15%) 買;1678億 売;1390億 差引;+288億
証委(7%) 買;712億 売;720億 差引;-8億
合計(100%) 買;1兆42億 売;1兆31億 差引;+10億
まずは東証一部。証券会社が売り越しに転換し、大人勢の買い越し揃い踏みではなくなりましたが、外人は今月も大量買い越しで、これで5ヶ月連続の買い越し継続。一方で売りは法人が3ヶ月連続の売り越し。意外だったのが個人が月間で買い越しだったという所ですかね。上昇相場では個人は売りってのが基本的な見方なんですが、前半の調整の時期に結構買ってたんですね。ちなみに、7ヶ月ぶりの買い越し転換という事みたいです・・・天井フラグか!?(笑)
続いてジャスダック。こちらは証券会社、法人、個人の国内勢が揃って売り越し、外人のみが買い越しで国内勢VS外人という分かり易い構図でした。売買金額は大きく伸びて月間4週間で1兆円に到達。この外人買いと売買金額の好調がいつまで続くかが、今後の相場のポイントですかね。証券会社は4ヶ月連続の売り越し、個人は2ヶ月連続の売り越し、外人は4ヶ月連続の買い越しです。
PR