2013年8月(8/5~8/30)の月間売買状況のデータです。夏休み入りで閑散&ハイボラティリティな中で、米国の量的緩和縮小への警戒&シリア情勢への警戒感からリスクオフの流れが強かった1ヶ月でしたね。ボラティリティが高く上下に激しく振れながらもトレンドは下で、月間では日経平均が1,000円超マイナスでした。
【東証一部】(日経平均株価 8/2:14466.16→8/30:13388.86)
証自(12%) 買;4兆2405億 売;4兆6296億 差引;-3891億
法人(6%) 買;2兆3029億 売;1兆9666億 差引;+3363億
個人(21%) 買;7兆5469億 売;7兆3483億 差引;+1986億
外人(59%) 買;21兆3125億 売;21兆4587億 差引;-1461億
証委(2%) 買;7908億 売;7702億 差引;+206億
合計(100%)買;36兆1937億 売;36兆1734億 差引;+202億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 8/2:1828.24→8/30:1746.16)
証自(3%) 買;349億 売;392億 差引;-42億
法人(3%) 買;551億 売;432億 差引;+119億
個人(73%) 買;1兆431億 売;1兆689億 差引;-258億
外人(16%) 買;2364億 売;2155億 差引;+209億
証委(6%) 買;833億 売;831億 差引;+2億
合計(100%) 買;1兆4529億 売;1兆4500億 差引;+29億
まずは東証一部。外人が実に去年9月以来となる11ヶ月ぶりの売り越し転換!今年5月以降、相場が調整した期間でも買い越していた外人が売り転換という事で、金額は少ないですがこれがマイナスの大きな要員でしょうね。証券会社も売り越しに転換し、大人勢は共に売り越し。逆に法人、個人が買い越しに転換して、大人勢の売りVS子供勢の買いという形でした。個人は6ヶ月ぶりの買い越しです。
続いてジャスダック。証券会社(5ヶ月連続)と個人(2ヶ月連続)が売り越し継続、法人(2ヶ月連続)と外人(10ヶ月連続)が買い越し継続で、こちらは前月と変わらず。前月久々にトレンドが変わって、それが今月も継続という事で個人の売り越しが目立つのがちょっと不安だなという感じでしょうか。外人が買い続けているのはポジティブで、最近新興が下げても終わった感じがしないのは外人の買いが入っているからかもしれませんね。
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