2014年9月(9/1~9/26)の月間売買状況のデータです。ECBのサプライズ利下げで波乱含みのスタートかと思われましたが、為替市場で円安が進むにつれて日経平均は上昇。月中のFOMCで、ゼロ金利を当面維持する方針である事が確認されると更に値を伸ばし、日経平均が16,000円を突破して16,300円台に乗せ、6年10ヶ月ぶりの高値に到達しました。
【東証一部】(日経平均株価 8/29:15424.59→9/26:16229.86)
証自(15%) 買;6兆1651億 売;5兆5616億 差引;+6035億
法人(7%) 買;2兆6374億 売;3兆554億 差引;-4180億
個人(20%) 買;7兆3799億 売;8兆1395億 差引;-7596億
外人(57%) 買;22兆7946億 売;22兆1836億 差引;+6110億
証委(1%) 買;4649億 売;5068億 差引;-418億
合計(100%)買;39兆4419億 売;39兆4469億 差引;-49億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 8/29:2292.08→9/26:2339.58)
証自(2%) 買;257億 売;273億 差引;-16億
法人(3%) 買;446億 売;486億 差引;-40億
個人(69%) 買;1兆489億 売;1兆413億 差引;+76億
外人(23%) 買;3434億 売;3477億 差引;-43億
証委(4%) 買;579億 売;572億 差引;+7億
合計(100%) 買;1兆5206億 売;1兆5221億 差引;-16億
まずは東証一部。証券会社が4ヶ月連続の買い越し、そして外人が買い越しに転換。一方で法人が5ヶ月ぶりに売り越しに転換、個人は6ヶ月連続の売り越し。証券会社、外人の両者ともまとまった額の買い越しで、大人勢の買いが相場を押し上げた一ヶ月でした。
続いてジャスダック。いつも通り証券会社は売り越し継続で、19ヶ月連続の売り越し。主力の2主体は変わらず、個人が4ヶ月連続の買い越し、そして外人が3ヶ月連続の売り越し。法人が2ヶ月連続の売り越し。こちらは個人買い、外人売りのトレンドが定着しつつありますかね。
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