日経平均 ; 9518.76 (+137.70)
TOPIX ; 832.64 (+9.90)
JASDAQ ; 47.49 (-0.13、2日続落)
マザーズ ; 363.56 (-5.43、4日続落)
ヘラクレス ; 557.90 (-2.14、4日続落)
本日は記録のみ。日銀が追加金融緩和を受けて日経平均が久々に9,500円を回復しましたが、新興市場は揃って下落しており、賑わっているのは一部の銘柄だけという状態です。今度は4357 ラ・パルレが民事再生手続きを申請との事で、ここの所、破綻話が続いていますね。
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東京株式大引け続報:日銀緩和に相場一変、全面高に9500円台回復
10月5日(火)15時33分配信 サーチナ
5日の東京株式市場は反発した。日銀金融緩和を受け相場付きが一変し、ほぼ全面高となった。大引けの日経平均株価は前日比137.70円高の9518.76円と9500円台を回復した。終値ベースでの9500円台回復は9月29日以来。午後1時35分過ぎに日銀が金融緩和策を発表し、円安に振れたことから株価指数先物が上昇。つれて現物株指数も押し上げられた。TOPIX(東証株価指数)も急反発。
日銀は午後1時35分過ぎに(1)無担保コール翌日物金利誘導目標の0~0.1%への引き下げ(2)実質ゼロ金利政策の継続(3)国債、CP、ABCP、社債、ETF、J-REITなど資産購入のためのバランスシート上の5兆円規模の基金創設――などを発表した。
日銀のこれらの緩和・資金供給策を受け、ドル・円が83円台半ばから83円99銭まで円安方向に振れたほか、ユーロ・円も114円95銭まで円安となった。円安を受けて株価指数先物が買われ、つれて現物株指数も急伸した。日銀会合の決定結果発表までは全般様子見気分の強い展開だったが、日銀が買い入れ資産にETF、J-REITなどを加えたことが「ポジティブ・サプライズ」となった格好。日銀金融緩和受け東証REIT指数が急伸、直近戻り高値を上抜いた。前引け段階では値上がり銘柄数は426だったが、大引け段階では1007と1000超となった。
外資系証券では「為替介入以来下値不安は減ったものの、市場は方向を見出しにくい状態」と指摘しながらも、「中間決算の下方修正リスクを乗り越えた後、低バリュエーション改善に向かう」としている。
また、国内証券のテクニカル分析では、「日経平均・TOPIXの25日移動平均線下降トレンドが下げ止まっており、全体的な底入れムードは崩れていない」との見方がある。「9月1日で既に底入れした可能性もある」とした上で、「目先、7月14日高値(日経平均9807円、TOPIX874ポイント)、円高修正が再開した場合、6月21日高値(日経平均10251円、TOPIX904ポイント)付近まで反発できる」としている。「短期サイクル面からは10~11月頃まで日柄調整局面にあることから、底放れの明確化はそれ以降になる」としている。また、日経平均先物が抵抗帯とされる一目均衡表上の「雲」の上限を上抜いたことに注目する向きもある。
出来高も増加した。東証1部の出来高は24億5509万株と政府・日銀が単独でドル買い・円売り介入を行った9月15日の23億5804万株を超えた。売買代金は1兆5740億円。
ほぼ全面高。東証1部の売買代金上位30傑中26銘柄が上昇し、TOPIX業種別指数では前33業種中、31業種が上昇した。
メガバンクが揃って買い戻され、ファーストリテイリング <9983> 、ファナック <6954> 、東京エレクトロン <8035> など指数寄与度の高い銘柄が軒並み買われた。半面、ソフトバンク <9984> 、いすゞ <7202> の下げが目立った。(編集担当:佐藤弘)
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