日経平均 ; 10360.34 (-118.32)
TOPIX ; 919.69 (-9.97)
JASDAQ指数 ; 1307.66 (-3.24)
マザーズ ; 470.94 (+10.92、2日続伸)
本日は記録のみ。国債の格下げ→円安で上昇するかなとも思いましたが、むしろ逆でしたね。マザーズは4751 サイバーエージェント、3092 スタートトゥデイの時価総額上位2銘柄のおかげで上げた感じですね。全体的な雰囲気はあまり良くなかったのではないかと。
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日経平均118円安、先物主導で一段安=28日後場
1月28日(金)15時21分配信 モーニングスター
28日後場の日経平均株価は前日比118円32銭安の1万360円34銭と大幅反落。終値としては4営業日ぶりに1万400円を割り込んだ。アジア株のさえない動きが投資家心理を悪化させ、先物主導で一段安となり、下げ幅は一時150円に迫った。売り一巡後に下げ渋る場面があったが、週末で積極性は乏しく、戻りは限られた。東証1部の出来高は21億688万株。売買代金は1兆5588億円。騰落銘柄数は値上がり263銘柄、値下がり1318銘柄、変わらず90銘柄。
中堅証券のマーケットアナリストは「前場の下げは日本の国債格下げや、中国の利上げ懸念が重しになったが、後場からの一段安には明確な理由がない。先物への仕掛け的な売りに押された格好で、前週と同じく理由のない下げでは、来週も戻りの鈍い展開が続きそうだ」と指摘している。「国内企業の決算発表シーズンに入っているが、これまでの決算をみる限り、出だしは良くない。好業績を期待しにくい企業が固まってしまったうえ、市場コンセンサスも高かった。反応が良かったといえるのは、今のところコマツ <6301> くらいではないか。来週は主要企業の決算発表が多い。流れが変わるかどうか注目だ」としている。
業種別では、11年3月期連結業績予想を下方修正したJFE <5411> など鉄鋼株が一段安。住友鉱 <5713> など非鉄金属株も売りが継続した。郵船 <9101> など海運株も停滞した。三菱UFJ <8306> など銀行株や、野村 <8604> など証券株、第一生命 <8750> など保険株も下押した。三井不 <8801> など不動産株も下落。国際帝石 <1605> 、JX <5020> など石油関連株の下げもきつい。個別では、11年3月期第3四半期の連結決算が市場コンセンサスを下回ったアドバンテスト <6857> などが安い。第3四半期で連結営業益22%減のフォスター <6794> も停滞した。
半面、洋ゴム <5105> などタイヤ株はしっかり。11年3月期連結業績予想を上方修正したコマツ <6301> など機械株も堅調。個別では、第3四半期で大幅増益のフィデック <8423> が高い。11年3月期連結業績予想を上方修正した東光電 <6921> や、10年10-12月期で営業黒字に転じた富士電HD <6504> なども継続物色された。なお、東証業種別株価指数は、全33業種中、31業種が下落した。
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