日経平均 ; 8479.63 (+16.47)
TOPIX ; 727.71 (+3.60)
JASDAQ指数 ; 1138.46 (-1.91、3日続落)
マザーズ ; 385.47 (+2.71)
本日は記録のみ。売買金額は盛り上がらず、上値も重く、特に見所のない1日でした。今回の円高やタイ洪水で市場全体のEPSが大きく下がっているので、簡単には上昇が望めなさそうですね。
-------------------------------
日経平均16円高、プラス圏浮上も上値重い=17日後場
11月17日(木)15時18分配信 モーニングスター
17日後場の日経平均株価は前日比16円47銭高の8479円63銭と3営業日ぶりに小反発。前日終値を挟んでもみ合いとなった。ユーロ・円が104円台を回復するなどやや落ち着きを取り戻したため、日経平均もプラス圏へ浮上したが、心理的フシ目の8500円に接近すると上値は重くなった。東証1部の出来高は15億2093万株。売買代金は9438億円と、4営業日連続の1兆円割れとなった。騰落銘柄数は値上がり969銘柄、値下がり532銘柄、変わらず151銘柄。
岩井証券・イワイリサーチセンター長の有沢正一氏は「8500円より上を仕掛けるといった積極性が感じられない。売る理由を探してばかりで、買わないリスクを感じていないため、結局は投機筋に良いように揺さぶられている。きょうはプラスで取引を終えたが、特に意味のないもの」と指摘している。きょうはフランスや、スペインの国債入札を控えているが、「流通利回りを必要以上に意識しないで済む環境になれば、きょうのスペイン国債の入札も大きな悪材料にはならない。市場が好感した欧州の包括戦略を着実に進めることが第一」という。
業種別では、中部電 <9502> 、大阪ガス <9532> など電力・ガス株が堅調。大和証G <8601> など証券株も高い。JR東日本 <9020> 、セイノーHD <9076> など陸運株も買いが優勢となった。国際帝石 <1605> など資源開発株や、三井物産 <8031> など商社株もしっかり。日電硝子 <5214> などガラス株も上げ基調。シチズンHD <7762> など精密機器株も物色された。オリンパス <7733> (監理)も上昇した。三井金 <5706> など非鉄金属株も高い。トヨタ <7203> など自動車株、牧野フライス <6135> など機械株も引き締まった。
半面、KDDI <9433> など情報通信は売りが優勢となった。田辺三菱 <4508> など医薬品もさえない。ファーストリテ <9983> など小売株や、カルビー <2229> など食品株も下押した。JX <5020> など石油株も軟調。なお、東証業種別株価指数は、全33業種中、23業種が上昇した。
-------------------------------
PR