日経平均 ; 27439.99 (+198.68)
TOPIX ; 1930.56 (+10.64)
JASDAQ指数 ; 3668.42 (+12.64)
マザーズ ; 773.48 (-1.98、2日続落)
東証REIT ;1929.93 (-12.45)
日経平均は反発。昨晩のNY市場は下落したため安く始まりましたが、アマゾンの決算発表などを材料に米株先物が反発し、日本市場も上昇に転じました。
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日経平均は198円高と反発、終盤にかけ盛り返す、米株先物の一段高に香港株の大幅高も支え=4日後場
15:17 配信 モーニングスター
4日後場の日経平均株価は前日比198円68銭高の2万7439円99銭と反発。朝方は、3日の米国株安を受け、売りが先行したが、すかさず切り返し、いったん上げに転じた。現地3日の通常取引終了後にアマゾン・ドットコムが決算を発表し、時間外取引で急騰するとともに米株価指数先物が上昇し、支援要因となった。ただ、その後は再度軟化。先物売りを交えて下げ幅を広げ、一時2万7075円99銭(前日比165円32銭安)まで下落した。一巡後は先物に断続的な買いが入り、盛り返した。米株先物が一段高し、祝日明けの香港ハンセン指数の大幅高も支えとなり、後場終盤には2万7455円98銭(同214円67銭高)まで上昇した。
東証1部の出来高は13億5765万株、売買代金は3兆3078億円。騰落銘柄数は値上がり1482銘柄、値下がり619銘柄、変わらず82銘柄。
市場からは「英国の利上げ、ECB(欧州中央銀行)のタカ派転換はサプライズのある話ではなく、米国の金融引き締めに関しても織り込みが進んでいる。何よりも企業業績は悪くない。とりあえず3月のFOMC(米連邦公開市場委員会)までは不安定な動きが予想されるが、押さば買いの基本線に変わりはない」(国内投信)との声が聞かれた。
業種別では、川崎汽 <9107> 、郵船 <9101> などの海運株や、JAL <9201> 、ANA <9202> などの空運株が上昇。近鉄エクス <9375> 、上組 <9364> 、住友倉 <9303> などの倉庫運輸関連株や、任天堂 <7974> 、バンナム <7832> などのその他製品株も高い。西武HD <9024> 、京成 <9009> 、JR西日本 <9021> などの陸運株も堅調。T&DHD <8795> 、第一生命HD <8750> 、東京海上 <8766> などの保険株も買われた。日本製鉄 <5401> 、JFE <5411> 、冶金工 <5480> などの鉄鋼株や、エムスリー <2413> 、OLC <4661> 、サイバー <4751> などのサービス株も値を上げた。
半面、レンゴー <3941> 、王子HD <3861> などのパルプ紙株や、板硝子 <5202> 、AGC <5201> 、東海カーボン <5301> などのガラス土石株が軟調。日産自 <7201> 、スズキ <7269> 、三菱自 <7211> などの輸送用機器株も売られた。東レ <3402> 、帝人 <3401> などの繊維製品株もさえず、三井不 <8801> 、住友不 <8830> などの不動産株も値を下げた。
個別では、グレイス <6541> (整理)、ダントーHD <5337> 、YACHD <6298> 、日本通信 <9424> 、ケミコン <6997> などの上げが目立った。半面、UACJ <5741> 、OKK <6205> 、三井松島HD <1518> 、花王 <4452> 、ティアック <6803> などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、26業種が上昇した。
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