日経平均 ; 27153.83 (-159.30、2日続落)
TOPIX ; 1916.12 (-4.68、2日続落)
マザーズ ; 712.50 (+2.24)
東証REIT ;2017.02 (+5.52)
日経平均は2日続落。同日の金融政策決定会合は現状維持ですが、引け後に外国為替市場で日銀が24年ぶりにドル売り・円買いの介入を実施。為替市場が145円台から140円台まで急伸する場面がありました。円買い介入は一時的な牽制になるとはいえ、トレンドはまだ円安に向きそうな感じですね。
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日経平均は159円安と続落、日銀政策金利は現状維持で警戒感が後退し下げ幅縮小=22日後場
9/22 15:26 配信 モーニングスター
22日後場の日経平均株価は、前日比159円30銭安の2万7153円83銭と続落して取引を終えた。朝方から売りが先行し、午前10時42分には、同357円95銭安の2万6955円18銭ときょうの安値を付けた。取引時間中に2万6000円台となるのは、7月19日以来、約2カ月ぶりだった。昼休み時間に、日銀は金融政策決定会合で、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)は、従来通りの政策を維持することを発表。後場に入り、政策変更への警戒感が後退し、買い戻す動きがみられたが、積極的に買い進む動きは限られた。外国為替市場では、一時ドル・円が1ドル=145円30銭台(21日は1ドル=143円74-76銭)を付ける場面がみられ、対ドルでの円安が進んだ。東証プライムの出来高は11億4475万株、売買代金は2兆6518億円。騰落銘柄数は値上がり626銘柄、値下がり1105銘柄、変わらず106銘柄だった。
市場では「米国では3回会合連続で0.75%の利上げが実施された。景気への影響が警戒されるなか、米景気の影響を受けにくい銘柄群に物色の矛先が向かいそうだ」(中堅証券)との声が聞かれた。
業種別では、郵船 <9101> 、商船三井 <9104> などの海運株や、第一生命HD <8750> 、東京海上 <8766> などの保険株が下落。帝人 <3401> 、東レ <3402> などの繊維株が下落。電通グループ <4324> 、リクルートH <6098> などのサービス株も安い。三菱UFJ <8306> 、みずほ <8411> などの銀行株や、オリンパス <7733> 、HOYA <7741> などの精密機器株も軟調。中外薬 <4519> 、エーザイ <4523> などの医薬品株や、三井不 <8801> 、住友不 <8830> などの不動産株も下げた。東証業種別指数は全33業種のうち、21業種が下落、12業種が上昇した。
個別では、GDO <3319> 、ピーシーエー <9629> 、エムアップH <3661> 、ネクシィーズ <4346> 、ツルハHD <3391> などが下落。半面、チェンジ <3962> 、gumi <3903> 、ビジネスE <4828> 、日産車体 <7222> 、セ硝子 <4044> などが上昇した。
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