日経平均 ; 26985.09 (+185.38)
TOPIX ; 1895.70 (+15.62)
マザーズ ; 744.39 (-7.22、4日続落)
東証REIT ;1977.51 (-21.61)
日経平均は3日ぶり反発。新興はマザーズが4日続落で、引き続きグロースは弱い展開か・・・。注目は為替市場ですね、ドル円が128円台前半に到達しており、円安のメリットよりもデメリットが意識される展開になってきています。また、円安の影響でドル建て日経平均は10%以上下がっており、額面以上に売られてはいるのかなと思います。
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日経平均は185円高と3日ぶり反発、円安進行支えに引き締まる、半導体・輸出関連株など堅調=19日後場
15:16 配信 モーニングスター
19日後場の日経平均株価は前日比185円38銭高の2万6985円09銭と3営業日ぶりに反発。朝方は、時間外取引での米株価指数先物の上昇を受け、買いが先行した。円安・ドル高が輸出関連株の支えとなった面もあり、前場早々に2万7100円59銭(前日比300円88銭高)まで上昇した。一巡後は、先物売りを交えて下げに転じ、一時2万6777円71銭(同22円00銭安)まで軟化した。その後は再度プラス圏に持ち直し、後場入り後は円安進行を支えに強調子となり、引けにかけて引き締まった。なかで、半導体関連株や輸出関連株などが堅調となり、指数をけん引した。
東証プライムの出来高は9億6196万株、売買代金は2兆2336億円。騰落銘柄数は値上がり1253銘柄、値下がり505銘柄、変わらず81銘柄。
市場からは「円安のサポート効果もあろうが、内需にとってのマイナス影響もあり、難しい局面だ。外国人投資家が戻ってきたといっても盛り上がっている感じはなく、日経平均は2万7000円中心の往来相場をイメージしている」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、INPEX <1605> 、石油資源 <1662> 、三井松島HD <1518> などの鉱業株や、川崎汽 <9107> 、郵船 <9101> 、商船三井 <9104> などの海運株が上昇。住友鉱 <5713> 、DOWA <5714> 、フジクラ <5803> などの非鉄金属株や、日本製鉄 <5401> 、JFE <5411> 、大平金 <5541> などの鉄鋼株も高い。ENEOS <5020> 、コスモエネH <5021> 、出光興産 <5019> などの石油石炭製品株も堅調。ニコン <7731> 、HOYA <7741> 、東精密 <7729> などの精密株や、東エレク <8035> 、アドバンテスト <6857> 、ファナック <6954> などの電機株も値を上げた。日産自 <7201> 、トヨタ <7203> 、ホンダ <7267> などの輸送用機器株も買われた。
半面、ファーストリテ <9983> 、吉野家HD <9861> 、ローソン <2651> などの小売株が軟調。エムスリー <2413> 、オリエンタルランド(OLC) <4661> などのサービス株や、住友ファーマ <4506> 、第一三共 <4568> 、協和キリン <4151> などの医薬品株も売られた。JR東海 <9022> 、阪急阪神 <9042> 、京成 <9009> などの陸運株も安い。
個別では、RPAH <6572> 、TSIHD <3608> 、Wスコープ <6619> 、フルマルHD <7128> 、マルマエ <6264> などの上げが目立った。半面、ネットプロテ <7383> 、サインポスト <3996> 、北の達人 <2930> 、Ubicom <3937> 、メドピア <6095> などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、29業種が上昇した。
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