2014年7月(6/30~8/1)の月間売買状況のデータです。月前半の5月機械受注統計に始まり、ウクライナやイラク情勢など地政学的リスクの高まり、ポルトガルやアルゼンチンの信用不安など、内外で色々不安材料はありましたが、株価は比較的底堅く・・・かと言って上にも抜けられず、月中は15,000円~15,500円の間を推移し、最終週にようやく15,500円を超えて終えた一ヶ月でした。
【東証一部】(日経平均株価 6/27:15095.00→8/1:15523.11)
証自(14%) 買;6兆1468億 売;6兆1094億 差引;+375億
法人(7%) 買;3兆3664億 売;3兆2051億 差引;+1613億
個人(21%) 買;9兆2185億 売;9兆8781億 差引;-6595億
外人(57%) 買;25兆8947億 売;25兆3479億 差引;+5468億
証委(1%) 買;4935億 売;5410億 差引;-475億
合計(100%)買;45兆1199億 売;45兆814億 差引;+385億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 6/27:2134.41→8/1:2204.23)
証自(2%) 買;389億 売;436億 差引;-47億
法人(3%) 買;669億 売;665億 差引;+4億
個人(70%) 買;1兆8327億 売;1兆7945億 差引;+382億
外人(21%) 買;5156億 売;5519億 差引;-363億
証委(5%) 買;1183億 売;1173億 差引;+10億
合計(100%) 買;2兆5724億 売;2兆5739億 差引;-14億
まずは東証一部。証券会社と外人の大人勢が買い越し継続、法人も3ヶ月連続の買い越し。売りは個人のみでこれで4ヶ月連続の売り越しとなりました。何だかんだで月で見ると外人がそこそこ買い越していて、指数もそれなりに上がったというのが実態なんでしょうかね。
続いてジャスダック。証券会社は売り越し記録を17ヶ月連続に更新。法人が再度買い越しに転換。個人は2ヶ月連続の買い越しでしたが、外人が売り越しに転換し、主力2主体の買い揃い踏みとはなりませんでした。やっぱりどちらかが買えば、どちらかが売る、という事になるようです。東証一部と違って個人が相場を引っ張っているのは良い事なんですかね。シェアから言ったら個人が買った方が良いんでしょうけども、ちょっとその辺まだ分からない感じです。
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