投資部門別売買状況（2012年8月3週） ≫2012.08.25 [Sat]

日本市場はこの週はお盆休み入り。NY市場など海外市場も夏休みモードで大きな動きのない中、日経平均は基本的には閑散相場でしたが、為替市場が円安方向に振れた事で遅ればせながら上昇し、7月上旬以来の9,000円台を回復した8月3週（8/13～8/17）のデータです。

【東証一部】（日経平均株価　8/10：8891.44→8/17：9162.50）

証自（16％）  買；7329億      売；7616億      差引；－287億
法人（9％）    買；4637億      売；4085億      差引；＋553億
個人（17％）  買；7276億      売；8350億      差引；－1074億
外人（56％）  買；2兆6087億 売；2兆5179億 差引；＋909億
証委（2％）    買；723億       売；775億        差引；－52億
合計（100%） 買；4兆6053億 売；4兆6004億 差引；＋49億

【ジャスダック】（ジャスダック指数　8/10：1283.92→8/17：1297.54）

証自（5％）   買；33億      売；26億     差引；＋7億
法人（9％）   買；46億      売；68億     差引；－22億
個人（57％） 買；378億     売；365億   差引；＋13億
外人（23％） 買；147億     売；158億   差引；－11億
証委（6％）   買；47億       売；40億    差引；＋7億
合計（100%）買；651億    売；657億   差引；－6億

まずは東証一部。売買代金が5兆円を割り込み、1営業日あたり1兆円未満という閑散ぶりが数字にも表れています。証券会社が早々に売り越しに転じ、大人勢の買い揃い踏みはわずか1週で終了。。。ただ、外人は買い越し継続で、これが相場の上昇を支えたでしょうか。他は法人が買い越し転換、個人は3週連続の売り越しでした。

続いてジャスダック。東証一部は売買代金が低迷していますが、こちらは少しずつ増えてますね。個人が買い越しに転換、外人が売り越しに転換で、主体別動向では方向感の見えない感じになっています。他の主体は、証券会社が買い継続、法人が売り越しに転換です。