日経平均 ; 8664.58 (-57.59)
TOPIX ; 745.11 (-4.52)
JASDAQ指数 ; 1163.13 (+0.04、2日続伸)
マザーズ ;401.82 (+1.06、2日続伸)
本日は記録のみ。とりあえずは、EU首脳会議の結果が出るまではあまり動きがなさそうですね。
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日経平均57円安、様子見で方向感乏しい=8日後場
12月8日(木)15時17分配信 モーニングスター
8日後場の日経平均株価は前日比57円59銭安の8664円58銭と反落。欧州で開かれるECB(欧州中銀)理事会、EU(欧州連合)首脳会議(9日まで)を前に見送りムードが強く、方向感の定まらない展開が続いた。薄商いのなか、先物主導で前場の高値を上回るなど下げ渋る場面もあったが、積極性は乏しく、戻りは限られた。東証1部の出来高は17億3781万株。売買代金は9790億円。騰落銘柄数は値上がり640銘柄、値下がり871銘柄、変わらず148銘柄。
国内投信のファンドマネジャーは「ECB理事会では利下げの可能性が高まっているほか、イタリアなど債務問題を抱えるところの国債買い入れに積極姿勢をみせれば、市場は好感するだろう。一方、9日晩まで開かれる今回のEU首脳会議で、共同債の話がまとまるとは思えず、EFSF(欧州金融安定化基金)も格下げ懸念から進展がみられる可能性は高くない。財政統合に関連する前向きな話がメルケル独首相からでも聞かれてくれば別だが、基本的にEU首脳会議はあまり材料にならないとみている」としている。
業種別では、国際帝石 <1605> など資源開発株が下落。新日鉄 <5401> など鉄鋼株や、DOWA <5714> など非鉄金属株にも売りが継続した。ホンダ <7267> など自動車株や、ブリヂス <5108> などタイヤ株も軟調。1兆円の公的資金注入が報じられた東電 <9501> が売られ、関西電 <9503> など電力株の戻りも鈍かった。東レ <3402> など繊維株もさえない。東京海上 <8766> など保険株も下押した。個別では、12年1月期連結業績予想を下方修正したSUMCO <3436> や、12年4月期連結業績予想を下方修正した東建コーポ <1766> も安い。
半面、大和証G <8601> など証券株は買いが優勢となった。JR西日本 <9021> 、ヤマトHD <9064> など陸運株も堅調。日本紙 <3893> 、レンゴー <3941> などパルプ・紙株の一角もしっかり。田辺三菱 <4508> など医薬品株も引き締まった。三菱地所 <8802> など不動産株も物色された。12年10月期連結で2ケタ増益予想のカナモト <9678> や、量産タイプの新型家庭用放射線測定器を全国販売するエステー <4951> などが継続物色された。オリンパス <7733> (監理)も買われた。なお、東証業種別株価指数は、全33業種中、25業種が下落した。
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