2011年10月(10/3~10/28)の月間売買状況のデータです。10月の2週目から4週目半ばまで1兆円割れの低レベルの商いで推移していた事に象徴されるように、月中の大半は薄商いの中で日経平均は8600円-8700円辺りを推移していましたが、最後の週に欧州問題の進展を受けて株価が上昇し、一応9,000円台で月末を迎えました。
【東証一部】(日経平均株価 9/30:8700.29→10/28:9050.47)
証自(18%) 買;3兆6717億 売;3兆6368億 差引;+349億
法人(9%) 買;1兆9482億 売;1兆9339億 差引;+143億
個人(16%) 買;3兆2705億 売;3兆4363億 差引;-1658億
外人(55%) 買;11兆3073億 売;11兆1594億 差引;+1479億
証委(1%) 買;2981億 売;3100億 差引;-119億
合計(100%)買;20兆4957億 売;20兆4764億 差引;+194億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 9/30:1169.87→10/28:1180.12)
証自(7%) 買;171億 売;197億 差引;-26億
法人(6%) 買;169億 売;174億 差引;-5億
個人(57%) 買;1582億 売;1549億 差引;+34億
外人(22%) 買;600億 売;613億 差引;-13億
証委(7%) 買;206億 売;196億 差引;+10億
合計(100%) 買;2727億 売;2729億 差引;-1億
まずは東証一部。外人が小幅ながら3ヶ月ぶりに買い越しに転換し、証券会社、法人と揃って三者が買い越し。一方で、個人のみが売り越し継続となりました。そもそも売買金額が少なかったので、あまり主体別動向でも方向感は出ていませんね。
続いてジャスダック。今更気付きましたけど、9月から相当売買金額が小さくなっていますね。いつの間にか7月、8月の半分になっているという・・・道理で盛り上がらないわけだと。主体別動向は、こちらも個人が買いで他主体は売り。個人は4ヶ月ぶりの買い転換で、これが唯一の明るい材料でしょうか。
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