日経平均 ; 9925.92 (-143.61、2日続落)
TOPIX ; 857.19 (-12.97、2日続落)
JASDAQ指数 ; 1281.94 (-4.58)
マザーズ ; 477.61 (-6.28)
本日は記録のみ。ギリシャ危機が一段落したかと思いきや、今度はイタリアやらアイルランドやら、次から次へと出て来ますねえ。ドル、ユーロ共に対円で下落していて、ドルは80円割れ、ユーロは110円割れまで下落。第一四半期の決算発表前にこの状況だと、慎重な見方をする輸出企業が増えるかもしれないですね。
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日経平均1万円割れ、戻り鈍く安値圏でこう着=12日後場
7月12日(火)15時20分配信 モーニングスター
12日後場の日経平均株価は前日比143円61銭安の9925円92銭と大幅続落。終値で1万円割れは5日以来1週間ぶり。ECB(欧州中銀)財務相会談を控えていることもあって売り買いとも見送りムードが強まり、安値圏でこう着した。日銀によるETF(上場投信)買い入れ期待もあって下げ渋る場面もあったが、積極性は乏しかった。また、日銀金融政策決定会合の結果に対して市場の反応は薄かった。東証1部の出来高は18億3072万株。売買代金は1兆1985億円。騰落銘柄数は値上がり245銘柄、値下がり1306銘柄、変わらず120銘柄。騰落レシオは前日比13.07ポイント下落の131.90%。
しんきんアセットマネジメント投信・投信グループ長の藤原直樹氏は「今回の欧州財務問題は、収束に向かうとみられていたところだっただけに、市場としては冷や水を浴びせられた格好だ。足元で手掛かり材料が乏しかったぶん、下押す要因となってしまった」との見方を示した。「デフォルトに発展するようなことにならなければ、日経平均もこのあたりで下げ止まってくれるだろう。これから発表が本格化する日米の企業決算も支えになるとみられる」と指摘している。
業種別では、国際帝石 <1605> など資源開発株が軟調。三菱UFJ <8306> など銀行株も下落し、野村 <8604> など証券株や、第一生命 <8750> など保険株も下押した。アコム <8572> などノンバンク株もさえない。ソニー <6758> などハイテク株や、日電硝子 <5214> などガラス株も売りが継続した。トヨタ <7203> 、デンソー <6902> など自動車関連株の下げもきつい。コマツ <6301> など機械株も停滞した。新日鉄 <5401> など鉄鋼株や、三井金 <5706> など非鉄金属株も安い。
半面、12年3月期連結で営業益2.7倍予想のダイジェット <6138> や、6月売上高が前年比32.8%増となったMRO <3064> などが継続物色された。三菱UFJモルガン証が投資判断を引き上げたいすゞ <7202> も底堅い。なお、東証業種別株価指数は、全33業種が下落した。
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