日経平均 ; 9974.47 (+38.35)
TOPIX ; 859.36 (+2.48)
JASDAQ指数 ; 1284.61 (+1.64)
マザーズ ; 480.99 (-3.35、2日続落)
本日は記録のみ。ドルベースでは震災前水準回復というのはちょっと意外でしたが、それだけ円高が進んだという事なんでしょうね。今月来月と続く企業決算に影響する事は間違いないので、第一四半期決算が出揃うまでは、動きが出づらいのかなと思います。
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日経平均38円高、ドルベースでは震災前水準を回復=15日後場
7月15日(金)15時22分配信 モーニングスター
15日後場の日経平均株価は前日比38円35銭高の9974円47銭と反発。ドルベースでは126.00ドルとなり、震災前の3月10日終値125.97ドルを上回った。米6月消費者物価など経済指標の発表や、欧州のストレステスト(健全性審査)結果公表を前に見送りムードが広がり、こう着感を強めた。手じまい売りにマイナス圏へ押される場面もあったが、引けにかけてはポジション調整の買い戻しが優勢となり、高値圏まで持ち直した。東証1部の出来高は14億7291万株。売買代金は9759億円と、6月13日以来の1兆円割れ。騰落銘柄数は値上がり916銘柄、値下がり595銘柄、変わらず160銘柄。
しんきんアセットマネジメント投信・投信グループ長の藤原直樹氏は「米国は債務上限を引き上げないわけにもいかず、欧州もギリシャを救済しないわけにはいかない。落としどころは決まっている。ストレステストの結果も波乱はないとみられ、不安要素はあっても、200日線を割り込むまで売るような環境にはない」と指摘している。来週からは米国で決算発表が本格化する。「マクロ面は心配が多いものの、企業業績が支えになる。急な戻りは予想しにくいが、下値は限定的とみられる。日経平均が再び1万円台を回復してくれば、商いも回復するだろう」との見方を示した。
業種別では、JR東日本 <9020> 、ヤマトHD <9064> など陸運株が継続物色された。エーザイ <4523> など医薬品株も堅調。昭シェル <5002> など石油株も買いが先行した。大和証G <8601> など証券株もしっかり。大成建 <1801> などゼネコン株も買われ、住友重 <6302> など機械株も上げ基調。キヤノン <7751> などハイテク株も引き締まった。DOWA <5714> 、松田産業 <7456> など金関連株も高い。家電エコポイント復活報道で、ベスト電 <8175> など家電量販店株も上昇した。
半面、国際帝石 <1605> など資源開発株は売りが優勢となった。伊藤忠 <8001> など商社株もさえない。川崎汽 <9107> など海運株も軟調。ホンダ <7267> など自動車株も下押した。特種東海 <3708> 、日本紙 <3893> などパルプ・紙株も安い。SONYFH <8729> など保険株や、プロミス <8574> などノンバンク株も売られた。なお、東証業種別株価指数は、全33業種中、24業種が上昇した。
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