日経平均 ; 26119.52 (-330.30)
TOPIX ; 1903.08 (-5.10)
マザーズ ; 736.78 (-7.11、2日続落)
東証REIT ;1836.56 (-13.17、2日続落)
日経平均は6日ぶり反落。日経平均は大きく下げましたが、9983 ファーストリテイリングの下げ分が大半のようで、TOPIXやマザーズを見ると小幅安という感じですかね。今週はここまで堅調でしたので通常の週末換金売りのレベルかなと思います。
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日経平均330円安と6日ぶり大幅反落、引けにかけ安値圏停滞―円高にファストリテ株安が重し=13日後場
15:18 配信 モーニングスター
13日後場の日経平均株価は前日比330円30銭安の2万6119円52銭と6営業日ぶりに大幅反落。朝方は、一時1ドル=128円台後半への円高進行や、きのう5営業日続伸した反動で、売りが先行した。新発10年物国債の流通利回り上昇をにらみ先物に売りが広がり、前場中盤には2万6090円84銭(前日比358円98銭安)まで下落した。一巡後は下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍く、大引けにかけて安値圏で停滞した。
なかで、第1四半期(22年9-11月)の連結決算(IFRS)で減益となったファストリテ <9983> の日経平均マイナス寄与度が217.4円と突出し、指数に大きく響いた。半面、半導体世界大手の台湾積体電路製造(TSMC)が日本で2番目の工場建設を検討していることを受けて東エレク <8035> 、アドバンテスト <6857> の関連銘柄がプラス寄与度1、2位となった。東証業種別株価指数(全33業種)では、輸送用機器、精密の輸出セクターなど22業種が値を下げた。半面、国内長期国債利回りの上昇を背景に買われた銀行をはじめ、鉄鋼など11業種が値上がりした。
なお、この日算出の日経平均先物ミニ・オプション1月限SQ(特別清算指数)値は2万6325円21銭。東証プライムの出来高は14億7983万株、売買代金は3兆4556億円。騰落銘柄数は値上がり597銘柄、値下がり1171銘柄、変わらず70銘柄。
市場からは「ファストリテの株安が響いているが、全体的には円高が重しとなっている。追加の緩和修正思惑がくすぶるなか、来週は17-18日開催の日銀金融政策決定会合を控えており、見極めたいとの空気が強まりそうだ」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、トヨタ <7203> 、日産自 <7201> 、ホンダ <7267> 、SUBARU <7270> などの輸送用機器株が軟調。HOYA <7741> 、テルモ <4543> 、島津製 <7701> などの精密株や、キッコーマン <2801> 、アサヒ <2502> 、キリンHD <2503> などの食料品株も安い。ブリヂス <5108> 、TOYO <5105> 、浜ゴム <5101> などのゴム製品株もさえない。ソフバンG <9984> 、ネクソン <3659> 、東宝 <9602> などの情報通信株や、任天堂 <7974> 、バンナム <7832> などのその他製品株も値を下げた。
半面、三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> 、三住トラスト <8309> 、京都銀 <8369> などの銀行株が上昇。日本製鉄 <5401> 、中山鋼 <5408> などの鉄鋼株も高い。JAL <9201> 、ANA <9202> などの空運株や、野村 <8604> 、SBI <8473> 、マネックスG <8698> などの証券商品先物株も値を上げた。
個別では、PRTIME <3922> がストップ安となり、イオンFS <8570> 、インターアク <7725> 、マニー <7730> などが値下がり率上位。半面、トランザク <7818> がストップ高となり、トレファク <3093> 、ビーウィズ <9216> 、寿スピリッツ <2222> などが値上がり率上位。
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