日経平均 ; 26812.30 (+295.11、3日続伸)
TOPIX ; 1914.66 (+27.23、3日続伸)
マザーズ ; 679.55 (-2.93)
東証REIT ;1965.97 (+21.58)
日経平均は3日続伸。選挙で自民党が勝つと毎回上がりますね、今回の選挙が終わると、今後3年間は選挙がないという事ですが、その間政権が安定して良い方向に向くのか、あるいは政策の影響でマイナスに振れるのか読みづらいですね。これからの3年間は景気は厳しい状況になりそうなので、そもそも政権が3年持つかという話もありますけれども。
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日経平均は295円高と大幅に3日続伸、上げ幅縮小後の戻り限定、東証プライム88%が上昇=11日後場
7/11 15:18 配信 モーニングスター
11日後場の日経平均株価は前週末比295円11銭高の2万6812円30銭と大幅に3営業日続伸。朝方は、買い優勢で始まった。10日投開票の参議院選挙で自由民主党が単独で改選過半数を確保する大勝を収め、好感された。一時は2万7062円17銭(前週末比544円98銭高)まで上昇する場面があった。その後、上げ幅を縮小し、前場終盤には2万6710円59銭(同193円40銭高)まで押し戻された。時間外取引で米株価指数先物が安く、中国・上海総合指数や香港ハンセン指数の下げも重しとなった。売り一巡後は、円安基調もあって持ち直したが、戻りは限定され、大引けにかけて2万6800円近辺で推移した。なお、東証プライム銘柄の88%が上昇した。
東証プライムの出来高は11億5248万株、売買代金は2兆6522億円。騰落銘柄数は値上がり1624銘柄、値下がり189銘柄、変わらず25銘柄。
市場からは「政策期待は続くとみるが、米インフレ・金利動向にらみの展開に変わりはない。戻り売りに上値を抑えられている一方、売り込みにくい状況でもあり、新たな材料待ちか」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、第一三共 <4568> 、中外薬 <4519> 、持田薬 <4534> などの医薬品株や、HOYA <7741> 、シチズン時計 <7762> 、テルモ <4543> などの精密株が上昇。京急 <9006> 、東急 <9005> 、京王 <9008> などの陸運株も高い。クレセゾン <8253> 、オリックス <8591> などのその他金融株や、東京海上 <8766> 、SOMPOH <8630> 、第一生命HD <8750> などの保険株も値を上げた。住友不 <8830> 、三井不 <8801> 、三菱地所 <8802> などの不動産株も物色され、INPEX <1605> 、三井松島HD <1518> などの鉱業株も引き締まった。三菱UFJ <8306> 、りそなHD <8308> 、三住トラスト <8309> などの銀行株も買われた。
半面、繊維製品株では、東レ <3402> が急落し、東洋紡 <3101> 、デサント <8114> なども安い。商船三井 <9104> 、川崎汽 <9107> 、郵船 <9101> などの海運株もさえない。
個別では、日本通信 <9424> 、マニー <7730> 、IMAGIC <6879> 、C&R社 <4763> 、大黒天 <2791> などの上げが目立った。半面、SHIFT <3697> 、JMDC <4483> 、ワキタ <8125> 、Sansan <4443> 、安川電機 <6506> などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、31業種が上昇した。
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