日経平均 ; 28222.48 (
-256.08、3日続落)
TOPIX ; 1986.82 (
-8.86、3日続落)
JASDAQ指数 ; 3808.76 (
-15.41、3日続落)
マザーズ ; 883.21 (
+0.06、2日続伸)
東証REIT ;2015.86 (
-7.78、4日続落)
日経平均は3日続落。昨晩のNY市場は下落したものの後半持ち直し、日本市場も朝方はマイナス幅を縮める場面もありましたが、その後は下げ幅を拡大し3日続落。ナスダックが昨日持ち直したこともあってか、マザーズはマイナススタートからプラ転して終了しました。
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日経平均は256円安と大幅に3日続落、売り一巡後の戻り限定、グロース株中心に軟調=11日後場
15:16 配信 モーニングスター
11日後場の日経平均株価は前週末比256円08銭安の2万8222円48銭と大幅に3営業日続落。朝方は、売りが先行した。米金融引き締めへの警戒感や、国内での新型コロナウイルスの感染拡大が重しとなった。持ち直す場面もあったが、買いは続かず、軟化。株価指数先物売りを交えて下げ幅を拡大し、前場後半には2万8089円49銭(前週末比389円07銭安)まで下落した。一巡後は後場序盤にかけて下げ渋ったが、戻りは限定され、大引けに向けては2万8200円近辺で停滞した。グロース(成長)株中心に引き続き軟調となり、相場の重しとなった。
東証1部の出来高は12億4677万株、売買代金は3兆73億円。騰落銘柄数は値上がり960銘柄、値下がり1157銘柄、変わらず68銘柄。
市場からは「海外投資家はグロース(成長)株中心に売り注文を出している。一方、金額は少ないが、内需系やディフェンシブ、自動車、銀行などに買いを入れ、資金的に循環しつつあるようだ」(外資系証券)との声が聞かれた。
業種別では、東エレク <8035> 、アドバンテスト <6857> 、キーエンス <6861> 、ファナック <6954> などの電機株が軟調。資生堂 <4911> 、花王 <4452> 、信越化 <4063> などの化学株も安い。SUMCO <3436> 、LIXIL <5938> などの金属製品株や、HOYA <7741> 、オリンパス <7733> などの精密株も売られた。川崎汽 <9107> 、商船三井 <9104> などの海運株や、INPEX <1605> などの鉱業株も値を下げた。ファーストリテ <9983> 、7&iHD <3382> 、良品計画 <7453> などの小売株もさえない。
半面、SOMPOH <8630> 、T&DHD <8795> 、かんぽ生命 <7181> などの保険株が上昇。三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> 、みずほ <8411> などの銀行株や、大和証G <8601> 、野村 <8604> 、SBI <8473> などの証券商品先物株も堅調。JAL <9201> 、ANA <9202> などの空運株も引き締まり、住友鉱 <5713> 、東邦鉛 <5707> などの非鉄金属株も値を上げた。武田薬 <4502> 、小野薬 <4528> 、第一三共 <4568> などの医薬品株も買われた。
個別では、日ペイントH <4612> 、クロスキャット <2307> 、ARM <8769> 、コーセー <4922> 、電子材料 <6855> などの下げが目立った。半面、エスクロAJ <6093> 、クボテック <7709> 、クラウディH <3607> 、デザインワン <6048> 、日精樹脂 <6293> などの上げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、18業種が下落した。
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