日経平均 ; 29332.16 (+30.37、2日続伸)
TOPIX ; 2039.27 (+9.05、2日続伸)
JASDAQ指数 ; 3878.46 (-21.16)
マザーズ ; 927.69 (-49.05、3日続落)
東証REIT ;2044.64 (
-36.40)
日経平均は2日続伸。昨晩のNY市場でのナスダックの下げを受けてハイテク中心に売りが出るも、後場に上昇に転じて2日続伸。年明けから弱さが目立つのがマザーズ、金融引き締め・利上げの連想からグロース株が弱い地合いもあるでしょうが、昨年の下げと今年初日の下げを受けて完全に弱気が加速している感じですね。これだけ下げても、全体が崩れると更に下げるのが新興なので、まだまだ買い場は先だと思われます。
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日経平均は30円高と小幅続伸、終盤にかけ強含む、売買代金3兆円大台を回復=5日後場
15:29 配信 モーニングスター
5日後場の日経平均株価は前日比30円37銭高の2万9332円16銭と小幅続伸。朝方は、4日の米国株式市場でハイテク株が下落した流れを受け、半導体関連株などに売りが先行した。その後、自動車など大型株買いを支えにいったん上げに転じたが、再び軟化し、前場の早い段階で2万9204円45銭(前日比97円34銭安)まで値を下げた。ただ、再度プラス圏に持ち直し、一時2万9388円16銭(同86円37銭高)まで値を上げる場面もあった。一巡後はしばらく上げ下げを繰り返したが、後場終盤にかけては強含んだ。なかで、ソニーG <6758> 、トヨタ <7203> などが昨年来高値を更新した。
東証1部の売買代金は3兆1333億円と21年12月17日以来の3兆円大台回復となり、出来高は12億5972万株。騰落銘柄数は値上がり1008銘柄、値下がり1092銘柄、変わらず85銘柄。
市場からは「値がさハイテク株が売られる一方、大型主力株が買われ、全体的にはしっかりだ。ただ、FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録や米経済指標の発表を控え、動きづらい面もある」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、東京海上 <8766> 、第一生命HD <8750> 、T&DHD <8795> などの保険株が上昇。住友鉱 <5713> 、住友電工 <5802> 、東邦鉛 <5707> などの非鉄金属株も高い。日産自 <7201> 、トヨタ <7203> 、マツダ <7261> などの輸送用機器株や、ブリヂス <5108> 、浜ゴム <5101> 、TOYO <5105> などのゴム製品株も買われた。出光興産 <5019> 、コスモエネH <5021> 、ENEOS <5020> などの石油石炭製品株も値を上げた。日本製鉄 <5401> 、JFE <5411> 、神戸鋼 <5406> などの鉄鋼株や、日本紙 <3863> 、大王紙 <3880> 、王子HD <3861> などのパルプ紙株も引き締まり、三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> 、みずほ <8411> などの銀行株も物色された。
半面、HOYA <7741> 、島津製 <7701> 、テルモ <4543> などの精密株が軟調。エムスリー <2413> 、リクルートHD <6098> 、サイバー <4751> などのサービス株や、塩野義薬 <4507> 、第一三共 <4568> 、小野薬 <4528> などの医薬品株も売られた。任天堂 <7974> 、アシックス <7936> などのその他製品株や、ZHD <4689> 、ネクソン <3659> 、トレンド <4704> などの情報通信株も安い。
個別では、イーソル <4420> がストップ高となり、マルマエ <6264> 、三井松島HD <1518> 、大豊工業 <6470> 、ヴィンクス <3784> などの上げも目立った。半面、JMDC <4483> がストップ安となり、SHIFT <3697> 、メドピア <6095> 、マネーフォワード <3994> 、LITALICO <7366> などの下げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、25業種が上昇した。
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