日経平均 ; 27011.33 (-120.01、2日続落)
TOPIX ; 1891.85 (-4.77、2日続落)
JASDAQ指数 ; 3629.24 (+21.74)
マザーズ ; 779.83 (+7.69)
東証REIT ;1907.39 (+21.95)
日経平均は2日続落で、昨年来安値をついに更新。今週は注目のFOMCがありますが、イベント通過が吉と出るか凶と出るか全く分かりませんね。新興市場とREITは反発ですが、売りの解消というかポジション調整だと思うので、こちらはイベント通過後また下げる可能性が高そうだなと思います。
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日経平均は120円安と続落、昨年来安値を更新、FOMCを前に手控え=26日後場
15:14 配信 モーニングスター
26日後場の日経平均株価は前日比120円01銭安の2万7011円33銭と続落。21年8月20日の昨年来安値(終値2万7013円25銭)を更新した。朝方は、25日の米国株安を受け、売りが先行した。いったん上げに転じたが、買いは続かず、再び軟化。先物売りを交えて下げ幅を拡大し、前場中盤に2万6858円68銭(前日比272円66銭安)まで下落した。現地26日まで開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)を控え、米金融政策への警戒感から持ち高調整売りが出て重しとなった。売り一巡後は下げ渋りの流れとなり、後場入り後には再度プラス浮上する場面もあった。時間外取引で米株価指数先物が一時引き締まり、支えとして意識された。ただ、買いは続かず、その後は、マイナス圏に押し戻された。FOMCを前に手控え気分が強まった。
東証1部の出来高は10億3347万株、売買代金は2兆6676億円。騰落銘柄数は値上がり917銘柄、値下がり1160銘柄、変わらず107銘柄。
市場からは「朝方は、売り仕掛けもあったようだが、日経平均2万7000円割れ水準では買いが入ってくる。FOMCの結果次第だが、仮にいったんアク抜けでリバウンドがあってもウクライナ情勢、オミクロン株の感染拡大など不透明要因は解消されておらず、すんなりと上には行きにくい」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、出光興産 <5019> 、コスモエネH <5021> などの石油石炭製品株が軟調。王子HD <3861> 、レンゴー <3941> 、大王紙 <3880> などのパルプ紙株や、東レ <3402> 、帝人 <3401> などの繊維製品株も安い。ブリヂス <5108> 、住友ゴム <5110> などのゴム製品株や、明治HD <2269> 、JT <2914> 、キリンHD <2503> などの食料品株も値を下げた。三和HD <5929> 、ニッパツ <5991> などの金属製品株や、小田急 <9007> 、西武HD <9024> 、阪急阪神 <9042> などの陸運株も売られた。
半面、任天堂 <7974> などのその他製品株や、HOYA <7741> などの精密株が上昇。T&DHD <8795> 、東京海上 <8766> 、SOMPOH <8630> などの保険株も買われた。日本製鉄 <5401> 、JFE <5411> などの鉄鋼株や、川崎汽 <9107> 、郵船 <9101> などの海運株も高い。DOWA <5714> 、三菱マテリアル <5711> 、三井金 <5706> などの非鉄金属株も堅調。
個別では、ゲンキードラ <9267> 、HIOKI <6866> 、KIMOTO <7908> 、ニフコ <7988> 、グレイス <6541> (監理)などの下げが目立った。半面、EduLab <4427> 、サイバーコム <3852> 、KeePer <6036> 、エムアップH <3661> 、ブレインP <3655> などの上げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、22業種が下落した。
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