日経平均 ; 27346.88 (+19.77)
TOPIX ; 1972.23 (-3.04、3日続落)
マザーズ ; 783.18 (+7.25、3日続伸)
東証REIT ; 1833.02 (+6.18)
日経平均は小幅反発。今週はFOMC待ちという事で小動き。FOMCで大きな動きがなければ、しばらくは決算発表を材料に個別物色ですかね。
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日経平均は19円高と小反発、午後は一時下げ転換―FOMCを前に手控え=1日後場
15:20 配信 モーニングスター
1日後場の日経平均株価は前日比19円77銭高の2万7346円88銭と小反発。朝方は、1月31日の米国株高を受け、買い先行となり、前場早々に2万7547円67銭(前日比220円56銭高)まで上昇する場面があった。2万7500円台乗せ後は戻り売りに上げ幅を縮小し、後場入り後は下げに転じ、一時2万7322円79銭(同4円32銭安)まで弱含んだ。一巡後は、プラス圏に戻したが、上値は重く大引けにかけて小高い水準でこう着した。日本時間2日未明のFOMC(米連邦公開市場委員会)結果の発表を前に手控えムードとなった。
なかで、日経平均プラス寄与度上位には、東エレク <8035> 、アドバンテスト <6857> などの半導体関連株や、ソフバンG <9984> が並び、指数を支えた。東証業種別株価指数(全33業種)では、海運、鉱業、保険など10業種が値を上げ、陸運、ガラス土石製品、建設など23業種が値を下げた。東証プライム銘柄では全体の55%が下落し、TOPIX(東証株価指数)の3日続落(前日比3.04ポイント安の1972.23ポイント)につながった。
東証プライムの出来高は11億900万株、売買代金は2兆8570億円。騰落銘柄数は値上がり749銘柄、値下がり1014銘柄、変わらず73銘柄。
市場からは「日経平均2万7500円近辺では戻り売りが出やすく、FOMCを控えて持ち高調整売りも出やすい。FOMCはノーサプライズの可能性があるが、週末3日には米1月雇用統計を控えており、引き続き様子見要因になる。結局、決算にらみの個別株物色が中心で、指数は方向感が出にくいのではないか」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、川崎汽 <9107> 、郵船 <9101> 、商船三井 <9104> などの海運株が上昇。INPEX <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株も堅調。東京海上 <8766> 、MS&AD <8725> 、第一生命HD <8750> などの保険株や、日本製鉄 <5401> 、JFEHD <5411> 、中山鋼 <5408> などの鉄鋼株も高い。リクルートH <6098> 、楽天グループ <4755> などのサービス株や、丸紅 <8002> 、三井物産 <8031> 、三菱商 <8058> などの卸売株も買われた。
半面、JR東日本 <9020> 、JR西日本 <9021> 、京急 <9006> などの陸運株が軟調。TOTO <5332> 、太平洋セメ <5233> などのガラス土石製品株も安い。大成建設 <1801> 、鹿島 <1812> 、西松建設 <1820> などの建設株も売られ、HOYA <7741> 、ニコン <7731> などの精密株もさえない。
個別では、TOB(株式公開買い付け)対象のワオワールド <5128> (監理)や、グリムス <3150> 、フェイスNW <3489> 、キャリアデ <2410> 、ファイズHD <9325> がストップ高。半面、SREHD <2980> がストップ安となり、GDO <3319> 、レーザーテク <6920> 、M&Aキャピ <6080> などが値下がり率上位。
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