日経平均 ; 27915.89 (+154.32、2日続伸)
TOPIX ; 1939.11 (+5.97、2日続伸)
マザーズ ; 676.14 (+5.77、2日続伸)
東証REIT ;2008.99 (+3.22)
日経平均は4日ぶり反発。約2カ月ぶりの高値水準という事で、市場心理も一旦改善に向かうのでしょうか、そろそろ強気筋がまた増えてきそうですね。
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日経平均は154円高と続伸、一時200日線を回復、米株先物高に上海・香港株高も支え=6日後場
15:16 配信 モーニングスター
6日後場の日経平均株価は前週末比154円32銭高の2万7915円89銭と続伸。一時は200日移動平均線(2万7940円)を回復する場面もあった。
朝方は、売りが先行した。前週末の米国株式が下落した流れを受け、寄り付き直後に2万7523円95銭(前週末比237円62銭安)まで下落した。ただ、売りは続かず、一巡後は先物買いを交えて持ち直し、上げに転じた。時間外取引で米株価指数先物が高くなり、中国・上海総合指数や香港ハンセン指数の上げも支えとして意識され、後場後半には2万7979円54銭(同217円97銭高)まで上昇した。その後は、引けにかけて伸び悩んだが、2万7900円台は維持した。
東証プライムの出来高は10億182万株、売買代金は2兆3223億円。騰落銘柄数は値上がり1029銘柄、値下がり713銘柄、変わらず95銘柄。
市場からは「オプションに絡んだ短期的な需給によるものではないか。権利行使価格2万8000円コール(買う権利)の売り手による先物ヘッジ買いの影響もあるだろう。上値を試す可能性もあるが、戻り売りへの警戒感もあり、相場は不安定化しやすいとみられる」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、コスモエネH <5021> 、出光興産 <5019> 、ENEOS <5020> などの石油石炭製品株が上昇。ANA <9202> 、JAL <9201> などの空運株や、JR西日本 <9021> 、JR東日本 <9020> 、京急 <9006> などの陸運株も高い。SOMPOH <8630> 、東京海上 <8766> 、MS&AD <8725> などの保険株や、第一三共 <4568> 、中外薬 <4519> 、小野薬 <4528> などの医薬品株も買われた。石油資源 <1662> 、INPEX <1605> などの鉱業株や、日本製鉄 <5401> 、神戸鋼 <5406> 、東製鉄 <5423> などの鉄鋼株も堅調。サカタのタネ <1377> 、雪国まいたけ <1375> などの水産農林株も引き締まった。
半面、川崎汽 <9107> 、郵船 <9101> 、飯野海 <9119> などの海運株が軟調。野村 <8604> 、大和証G <8601> などの証券商品先物株もさえない、リクルートHD <6098> 、電通グループ <4324> などのサービス株や、TDK <6762> 、ソニーG <6758> 、太陽誘電 <6976> などの電機株も売られた。
個別では、新日科学 <2395> 、アイスタイル <3660> 、オープンドア <3926> 、大阪チタ <5726> 、アインHD <9627> などの上げが目立った。半面、IRJHD <6035> がストップ安となり、TBASE <3415> 、ファーマF <2929> 、フロンティM <7038> 、スタティアH <3393> などの下げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、23業種が上昇した。
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