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直感重視の素人投資家、天地人の株日記です。株や経済に関するネタを中心に書いていく予定です。
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    10/11発表分の最後は3382 セブン&アイ・ホールディングスです。(→リンク) 

    コンビニが売上減で苦戦・・・というニュースがつい最近流れていた気がしますが、中間期は前年比増収増益です。事業別に見ると、コンビニ→増収減益、スーパー→増収増益(新規連結のヨークベニマルが寄与)、百貨店→増収減益(新規連結のロフトが寄与)、フードサービス→減収減益、金融→増収減益となっています。どうも「減益」の文字が目立ちますね。

    この会社で私が期待しているのは、海外事業(コンビニ)と金融事業ですので、そこだけちょっと掘り下げてみます。

    海外事業は北米が848億→916億、その他地域(主に中国)が233億→310億と共に大きく伸ばしており、順調のようです。特に中国は来年北京オリンピックを控えており、売上規模はまだ小さいですが成長は期待できるように思います。

    一方の金融事業は上記の通り増収減益・・・nanacoの発行コストやATMの設置費用がかさんでいるようです。ATMのグループ既存店舗への設置は9月まで一巡するようなので、来年度以降はこれまでのように単純な売上増は期待できないという点には注意しておくべきでしょうね。

    景気が踊り場を迎えつつある上に、最近は消費税増税の話が出ており、内需・小売関連は先行きあまり明るいとは言えませんが、きびしい環境の下で企業の合従連衡が更に進むでしょうから、ここやイオングループなどはまだ規模拡大で伸びる余地があるのではと思っています。

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    10月1日から持ち株会社になった9861 吉野家ホールディングスの中間決算を見てみました。(→リンク

    前年比経常利益5.5倍!が話題にされていますが、見事な業績V字回復ですね^^ 中間期で進捗率はほぼ50%に達していますし、外部環境さえ変わらなければ通期目標も達成できそうです。

    一応、気になった点だけメモしておきます。

    中間期時点では約20億の特別損失を計上しているため、純利益がかなり押し下げられています。特損の主な物は投資有価証券評価損約11.9億、不採算店舗の減損5.6億です。通期予想を見る限り、下期は大きな特損がない前提のようですね。

    多角化を志向してはいますが、牛丼事業以外は収支がほぼトントンです。京樽は相変わらず不振でまだ時間がかかりそうですので、期待するとしたら比較的評判が良い「はなまるうどん」ですかね。あとは、本丸の牛丼事業における郊外型店舗の成功可否が今後の成長戦略に大きく影響してくると思いますので、この辺のニュースはチェックしておきたいです(→これとか)。

    現在の株価は今期予想利益でPER40倍近い水準ですが、高PERが許容される人気銘柄ですので、一概に高いとも言えないと思います。ただ、株価が大きく上がる期待値は少ないと思うので、17万~18万くらいの安い時に買って、配当と優待をもらいながらのんびりサプライズを待つくらいが良いのかなと。また株価が下がって、その時資金に余裕があるようなら買い戻します。

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    昨日は監視銘柄のうち3社の決算発表がありました。今日中に全部チェックできるか分かりませんが、とりあえず9983 ファーストリテイリングの2007年8月期決算から。(→リンク(表紙)リンク(添付資料)

    月次を見れば想像はできた事ですが、結局直近の7月12日に修正した予想値に売上・利益共に届きませんでした。前年度比で増収減益、売上は17%増、営業利益は7.7%減。

    私が気になったポイントは以下の2つです。

    事業構成では国内ユニクロ事業が売上の80%、営業利益のほぼ100%を占めており、現在力を入れている海外ユニクロ事業、グローバルブランド事業は前年比で見ると大きな伸びを見せているものの、如何せん規模が小さく事業の柱になるにはまだ数年の時間を要するものと推測されます。2010年8月期の1兆円目標達成のためには、M&Aによる売上・利益の嵩上げが必須で、そこがこの会社の最大のリスクだと思います。

    また、その大半を占める国内事業に関してですが、国内の景気、および消費動向は引き続ききびしい状況が続く事が予想されます。ジーユーブランドや大型店舗化など様々な施策を打ち出していますし、計画通り売上を伸ばす事は不可能ではないと思います。ただし、大型店舗になればなるほど出店コストがかかりますし、新ブランドを打ち出すとなると宣伝広告を派手にやるでしょうから、利益率を維持できるかについては私は懐疑的です。その意味で、今期予想値は下方修正リスクが高い数値だと思います。

    既に手を出して損をしている私が言うのも何ですが、中期で投資をするならもう少し待った方が良さそうです。

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    SBIキャピタル傘下での経営建て直しを図る3364 ナルミヤ・インターナショナルから、昨日新体制に関するIRがありました(→リンク)。以下IR内容から一部抜粋です。

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    当社経営方針に関する協議検討結果及びそれに伴う当社顧問の任命、取締役候補者の決定並びに執行役員の任命に関するお知らせ

     平成19 年10 月9 日開催の当社取締役会決議により、平成19 年10 月9 日付で、岩本一仁氏を当社顧問に任命すること及び岩本一仁氏、秋元之浩氏、岩本和広氏の三名を取締役の候補者とすること並びに山本圭氏を執行役員経営企画室長に任命することを決定致しましたのでお知らせ致します。取締役候補の三名につきましては、平成19 年11 月下旬開催予定の臨時株主総会での決議を経て正式に選任の予定です。
     当社は、平成19 年7 月10 日付の「当社株式に対する公開買付けに関する賛同意見表明のお知らせ」のとおり、SBI キャピタル株式会社(以下「SBI キャピタル」という。)との間で今後の経営改善のために最適な役員構成のあり方について協議・検討をしておりました。その結果、上記四名を新たに当社へ迎えいれることと致
    しました。
     当社では、当社筆頭株主であるSBI Value Up Fund 1 号投資事業有限責任組合に加え、株式会社リヴァンプ(以下「リヴァンプ」という。)も株主となり当社の企業価値向上に取り組むことを検討しておりました。しかし、多角的な視点から慎重に検討した結果、上記三名を取締役に、また一名を執行役員に任命し、全社一丸となって経営改善に邁進することが当社の企業価値向上に最善の選択肢であると判断するに至りました。上記四名の就任により、当社が既に取り組んでいる物流コストの削減、ショッピングセンター及びアウトレットへの進出、社内の電子化の推進、組織改革の推進、及びオンラインショップ事業の拡大と強化などの施策を、より
    強力に推進できるものと考えております。
     当社の上記方針を受けて、SBI キャピタルが検討しておりましたリヴァンプ若しくはその関連会社への当社株式の譲渡は行わないこととした旨、SBI キャピタルから報告を受けております。

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    結局、リヴァンプは手を引きましたか・・・。代わりに来た3名の実力の程はよく分かりませんが、とりあえず私はリヴァンプに期待していたので売っておいて正解でした。株価は今日上がっていますので、市場は特にネガティブには捉えていないようですね。

    9月の月次は他アパレルメーカー同様にひどい数値でしたが、前にまとめた通り(→リンク)10月はハードルが低いので、ここで前年割れを止められるかどうかが、次の注目ポイントだと思います。

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    監視中の3808 オウケイウェイヴが、これまた監視中の4755 楽天と業務・資本提携を発表しました。以下IRページからの抜粋。(→リンク

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    当社は、総合インターネットサービス企業である楽天より出資を受けておりますが、このたび業務・資本提携契約を締結し、楽天は当社の株式の追加取得を行うこととなりました。

    楽天は、当社に6,650株(9.26%)出資しておりますが、既存株主からの4,800株の株式譲受と当社の4,500株の新株発行引受を行うことにより、本年10月中に15,950株(20.89%)の当社株式を取得する予定です。これにより、楽天は当社の第2位株主となり、当社は楽天の持分法適用関連会社となる予定です。

    楽天は、当社が持つQ&Aサイトの運用ノウハウを活用し、EC事業のユーザーに対する情報提供の機能強化を図ることを提携の目的としております。当社は、楽天グループ会員約3,800万人に積極的なアプローチを図り、既存のQ&Aサイト「OKWave」の利用者拡大と広告収入増加につなげたい考えです。

    今回の業務提携の概容は以下になります。
    (1)Q&Aサイト「OKWave」上に掲載する広告商品の開発を両社にて行い、楽天にて販売。
    (2)「楽天市場」をはじめとする楽天グループサイトにQ&Aサイト機能を導入。

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    IRを見ても提携メリットが分かりづらいなという感じですが、要はヤフーの「Yahoo!知恵袋」対抗ですかね。「OK Wave」のコンセプト自体は面白いと思いますが、結局ヤフーのような集客力のあるポータルサイトが参入してくると苦しい、そこで営業のために大手ポータル(この場合楽天)と手を組もうという事じゃないかと推測してます。成果が出るのは先だと思いますが、引き続き注目してみたいです。

    オウケイウェイヴにとって財務的には必要のない増資ですし、効果がはっきりと見えないので、既存株主にとってはあまり良いニュースではないでしょうね・・・と思ったら特買いですか!?楽天には中立でしょう。

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    昨日の記事ですが、Yahoo!ニュースから以下抜粋。

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    「ユニクロ」と「しまむら」の9月既存店売上高、残暑で不振
    10月3日8時37分配信 日刊工業新聞

     長引いた残暑がカジュアル衣料専門店2強の既存店売上高を直撃した。「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングが2日発表した9月の既存店売上高は前年同月比12・9%減と2ケタのマイナス。また、しまむらは同7・1%減と、低気温だった7月に続く大きな落ち込みとなった。 

     衣料品は7月の低気温で夏物も打撃を受けている。「今年は(天候的に)大変な逆風」(野中正人しまむら社長)という中、両社とも夏・秋物いずれも立ち上がりの書き入れ時に影響を受けた格好だ。

     9月の販売状況についてファーストリテイリングは「残暑が続き、秋物が伸び悩んだ」とする。しまむらも客単価は横ばいを維持したものの、客数が同2・4%減と低迷した。

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    FリテのIR資料はこちら(→
    リンク)。ここの所、不振が続いていたユニクロですが、それにしてもひどい月次ですね・・・今年7月の88.3%(11.7%減)を更に下回っています。

    普通に考えれば売り材料だと思うんですが、株価はと言うと、昨日は朝に大幅安した所から前日比プラスまで盛り返し、今日も元気に上昇中(^^; 今の地合いじゃこの程度の悪材料は全く関係なし!また相場が軟調になった頃、思い出したように持ち出され売り材料になるんでしょう^^

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    先日決算発表の日に手放した3364 ナルミヤ・インターナショナルですが・・・13日に中間決算(→リンク)と業績上方修正(→リンク)の発表がありました。

    上方修正と言っても、「不採算店舗の撤退に伴う人件費の減少などにより、販管費が減少いたしました」ということで、あまり前向きな内容ではなく、売上は前年比で-8.1%と減少しています。

    業績自体は月次の通りで予想の範囲内だと思いますが、1点気になったのが期末配当。私は創業者が株を手放しTOBされた時点で今年は減配かなと思っていましたが、予想はまだ3000円のままなんですね。ということは、まだ減配の可能性については織り込まれていないわけで、発表があったら下がる可能性があると。でも、逆に配当がこのままだったら1月に動くかもしれませんな。

    まあ、もう売ってしまった手前買い戻す事は当分ないと思いますが、1月に今の株価のままだったら配当取りに行っても面白いかもしれないですね。

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    さて、先日「大物登場!?本日のIPO」という記事で取り上げた2160 ジーエヌアイ、せっかくだから逝く末を見届けてあげようとたまにチェックしているんですが、ますます面白い事になってます^^

    まずはこちらのニュース。

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    個別銘柄】ジーエヌアイが急落、追加売り出しの第三者割当増資分が失権
    9月6日13時30分配信 テクノバーン

    【9月6日 13:07 テクノバーン】先月31日、90円の公開価格を11%下回る80円の初値を付けて東証マザーズに上場したジーエヌアイ <2160> が一時、前日比7円(9.33%)安の68円まで下落。

    同社は前日5日、オーバーアロットメントによる追加売り出しに伴う第三者割当増資が失権したことを発表。これによって約1億5700万円の追加的な資金調達ができなくなったことが市場で懸念材料視された。

    同社は創薬系バイオベンチャーで医薬品の研究・開発を手掛ける。主幹事は野村証券。

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    この手のバイオベンチャーは研究・開発にお金注ぎ込まなきゃビジネスが始まらないわけですから、予定していた資金調達ができなくなったと言うことは・・・。この会社の財務はあまり詳しく見てないですし、見る気もないですが、たしか売上の10倍近い赤字が出てましたけど(笑)

    更にもう一つ。

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    <QUICK>5%ルール報告6日 ジーエヌアイ(2160)――大量 

    財務省 9月6日受付
    (提供者、保有株券等の数・保有割合、カッコ内は報告前の保有割合)
    ★発行会社:ジーエヌアイ
    ◇ゴールドマン・サックス・インターナショナル
    3,650,000株 5.15%( -%) 

    ※ 金融庁のホームページからの情報提供であり、証券取引法上の公衆縦覧ではない

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    GS登場!!そりゃこの株をもし空売りできたら売りたいですよねえ。IPO銘柄も最初から空売りできるようにしてくれれば、もう少しまともな値付けが行われるんじゃないかと思うんですが。今の証券会社だけが貸株で売れる環境は、個人投資家に不利すぎます。

    今日も朝高後株価は順調に下がり、上場後わずか1週間で公募価格から-25%超。このまま下がり続けたらまずいんじゃないでしょうか、野村さん?(笑) どこかでもう一相場作るんでしょうか、引き続き注目です。

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    以下、YOMIURI ONLINEのニュースから抜粋。

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    ユニクロ 海外出店拡大
    事業戦略発表 2010年の売上高6倍に
     
     カジュアル衣料チェーン「ユニクロ」のファーストリテイリング(FR)は4日、事業戦略説明会を開き、今年12月にパリにユニクロを初出店するなど、国内外で事業を拡大する方針を明らかにした。ただ、これまでに買収した事業の業績不振も目立ち、既存のビジネスの足場固めを優先すべきだとの指摘もある。(山下福太郎) 

    ■ M&A ■
     FRの柳井正会長兼社長は説明会で、ユニクロの海外展開について、今後1年間にパリのほかロンドン、ソウルなどにも大型店を出す計画を示した。中国では「全土への大量出店を目指す」(門田剛執行役員)と説明した。2010年8月期には、海外ユニクロ事業の売上高を07年8月期の約6倍、全体の売上高の1割にあたる1000億円に増やす意欲的な計画だ。

     FRが米高級衣料品店バーニーズ・ニューヨークの買収を断念したことについて、柳井会長は「失ったものはない。(米国などでの)認知度が得られた。今後のM&A(企業の合併・買収)に関して非常にプラス」と述べ、今後も積極的に欧米ブランドなどに買収を仕掛ける考えを強調した。M&A資金は3000~4000億円を見込む。

    ■ 課 題 ■
     しかし、FRが05年以降に買収した靴販売「ワンゾーン」、イタリアの衣料販売会社「アスペジ・ジャパン」は、いずれも直近の06年9月~07年5月の営業利益が赤字となっている。海外のユニクロ事業も、07年8月期は米国(1店舗)と英国(11店舗)では営業利益の赤字額が前年より増える見通しだ。

    この結果、FRの07年8月期連結決算も、税引き後利益が前期比8・8%減の368億円になる見込みだ。

     FRの株価は今年1月5日の1万1640円から、4日の終値で6490円まで下落した。柳井会長は4日、「この1年ですべての事業に関して結論を出す。(不振事業は)売却の可能性もある」と、不採算事業からの撤退も示唆した。

     さらに、「国内市場に偏った事業を再構築しないといけない」と、海外事業の拡大に改めて意欲を示したが、計画が順調に進まなければ、市場の目はさらに厳しいものになる。 

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    先日米バーニーズの買収は断念しましたが、2010年度1兆円の大目標に変更はないようですね。3000~4000億円のM&Aが吉と出るか凶と出るか・・・、もしM&Aを繰り返して売上を1兆円計上できたとしても、その後すぐにツケが回ってきそうな気がしますけどね。M&Aではないですけど、業績急拡大企業という範疇で言えば、私は今年4341 テイクアンドギヴ・ニーズで痛い目に合いましたから。まあ、ツケが回ってくる前に売り抜ければ良いわけですが(笑)

    そうは言っても、この株にはかなり痛い目に合わされたので、当分手を出すつもりはありません(^^; ただ、純粋にユニクロ事業の海外進出は応援したいと思いますので、引き続き注目していきます。

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    昨日、監視中の7956 ピジョンの中間決算発表がありました。(→リンク

    先週すでに中間期&通期の上方修正を発表していましたので(→
    リンク)、内容自体には特にサプライズはなし。前年同期比で売上7.9%増、営業利益8.8%増と決して悪い数字ではありませんが、かと言ってインパクトに乏しいなあという印象です。個人的に注目している海外事業と子育て支援事業については、海外→順調、子育て支援→数値無し、でした。

    現在の株価は、通期の会社予想純利益で計算してPER20倍強。成長が期待できる事業はありますが、今の内需関連株の崩壊ぶりを考えると、まあ妥当な数値という感じでしょうか。資金に余裕があったら長期で投資してみたい企業ですが、しばらくは引き続き業績をチェックするだけに止めておきます。

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