直感重視の素人投資家、天地人の株日記です。株や経済に関するネタを中心に書いていく予定です。
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木曜日に発表があった監視銘柄2412 ベネフィット・ワンの中間決算を見てみました(→リンク)。本ブログの日記でもちょっと書きましたが、10/29に業績予想の上方修正(→リンク)と期末配当の増配(→リンク)を発表済です。 前年同期比で売上34.4%増、営業利益&経常利益91.1%増。正直、予想以上のスピードで業績を伸ばしてます。会員数は3月時点の233万人から、9月時点で290万人まで増加し、来年3月までには395万人を目指すそうです。この目標を実際に達成したら、来年度の業績はすごい事になりそうですね。 上期の上方修正理由はコストダウンに拠るものですので、下期も売上目標を達成できれば再度上方修正があるでしょう。今回の上方修正で期末予想PERは既に20倍前後になっていますので、来年度への期待を考慮すれば買える株になってきましたね。比較的短期(期末決算発表前後まで)で大きな実りが得られる可能性もあるんじゃないかと^^ あえて懸念点を上げるとすれば、景気の見通しが暗くなりつつある事でしょうか。業績が悪くなると、福利厚生への出費はどうしても削られてしまいますので。。。 PR
監視銘柄の5802 住友電気工業が昨日中間決算を発表しました(→リンク)。合わせて中間期の増配も発表されています(→リンク)。ちなみに、業績予想に関しては10/26に上方修正発表済です(→リンク)。
前年同期比で売上10%増、営業利益31%増、経常利益39%増と相変わらず絶好調。通期予想は保守的な数字に見えますので、今後更に上方修正の可能性もありと素晴らしい決算内容です。 一応、参考までに中身を見てみると全事業が好調というわけではなく、自動車関連事業、電線・素材・エネルギー関連事業、産業素材関連事業他の3事業は増収増益ですが、エレクトロニクス関連事業は増収減益、情報通信関連事業は減収減益となっています。 また、決算発表と合わせて5811 トヨクニ電線(→リンク)と6641 日新電機(→リンク)のTOBが発表されました。先日、住友電装の完全子会社化もありましたし、子会社や関連会社再編に積極的なのは好感が持てますね。 今の株価では全く買う気はありませんが、引き続きウォッチしていきます。
監視銘柄を久々に入れ替えてみました。まず、追加したのは以下2銘柄です。
2766 日本風力開発 ベタですが、1つは環境エネルギー関連を押さえておきたいと思いピックアップ。昨今の原油高で改めて注目される事もあるかなと思ってます。 6952 カシオ計算機 下方修正以降、大したリバウンドも無くすごい勢いで売られ続け、年初には2500円以上あった株価が今や1100円台。今期は携帯が足を引っ張っているみたいですが、電卓とか電子辞書とか良さそうな事業もありますし、これだけ下がったらそろそろ買いなんじゃないですかね。 上記2銘柄の代わりに7935 コンビと9828 元気寿司を外しました。子供関連は7956 ピジョン、寿司関連は6405 鈴茂器工がカバーしていますので、それでいいかなと。 金曜日に監視銘柄6376 日機装の中間決算発表がありました。(→リンク)
昨日、監視銘柄の9202 全日本空輸が中間決算を発表しました(→リンク)。
前年度比で売上高は1.4%増、営業利益は2.5%減、経常利益は2.1%減の増収減益。昨今の原油高からもっと悲惨な数字になるかと予想していましたが、思った以上に良い数字でした。どうやら利用客は減ったものの、運賃改訂(要は値上げ)でカバーしたというように読めます。 10月にも再度値上げがあったようなので、このまま原油高が続いても意外と頑張れるかもしれません。原油高の影響を含めた前期の費用増は120億、下期も同水準と考えると会社予想の営業利益790億はなかなか良い線です。もちろん、10月に入ってから原油価格が更に上がってますので、今の状況が長引くようなら減益リスクが出てきますが・・・。 元々PERやPBRの指標からは割高に見える企業なので、400円以下にならないと投資妙味はないと思っていますが、環境がきびしい中でこれだけの数字を出した点はちょっと見直しました。来年は北京オリンピックがありますし、特需期待で株価は上に行くかもしれませんね。
金曜日には監視銘柄の決算発表がもう一つ、7201 日産自動車が中間決算を発表しました(→リンク)。
販売が落ち込んだ昨年度上期からは挽回したものの、好調だった2005年度上期の台数には及ばず。国内は販売台数全体の落ち込みもあって減少していますが、海外(北米、欧州、その他地域)が台数を伸ばし、全体では181万6千台(前年比6.8%増)となっています。日米欧と需要が低迷する中では、けっこう健闘している感じですね。 中間期時点での通期予想に対する進捗率は、売上がほぼ50%、営業利益が45%。自動車業界は国内は既に販売不振が鮮明になってますし、北米もこれから台数の更なる落ち込みが予想され、業界全体として強気になれない状況です。日産も国内&北米の販売比率は高く全体の6割を占めていますので、新車投入の計画があるとは言え、通期予想の達成はきびしいように見えます。 この会社はルノーが大株主である事もあってか、自社株買いや配当UPなど株価対策をよく行うので、株価が下がると魅力的に見えるんですよね^^ こういう景気循環株は景気が悪い時に買い、景気が良い時に売るが基本ですので、先進国の景気が踊り場を迎えている現在の状況では、ちょっと手を出すのが早いかもしれませんが・・・。
26日金曜日に監視銘柄4817 ジュピターテレコムの3Q決算発表がありました(→リンク)。合わせて、通期予想の上方修正も発表されています(→リンク)。場中の発表だったこともあり、株価はかなり乱高下していましたね。
前年同期比で売上23%増、営業利益27%増、純利益31%増と大きく業績を伸ばしています。この会社を見るのに重要な指標は加入者数とAPRU(加入世帯あたり平均月次収益)になると思いますが、加入世帯数は262万件で前年比約22%増、APRUは7668円で約1%減となっています。ただ、昨年10月以降に新たに連結子会社化したケーブルウエストグループを除いたAPRUは7931円と前年比で上昇していているそうです。 私はこの会社は特にケーブルテレビ事業に注目していて、「ニーズの多様化」、「団塊世代」、「地デジ」という観点から期待できると思っています。 インターネットの普及により得られる情報の質・量が急速に拡大し、人々の趣味嗜好や価値観は昔に比べ確実に多様化しています。しかし、既存民放各社はと言うと、各社似たような番組、似たような報道姿勢・・・とても多様化したニーズに対応できているとは思えません。(私はマスコミ嫌い派ですので話半分で聞いてもらって良いかと思いますが(^^;) 例えば、最近日テレが巨人戦の放送枠を減らしたりしていますが、こうした視聴率は取れないものの一定の固定ファン層がいるジャンルの切捨ては、多チャンネルメディアにとって追い風になると考えています。 多チャンネルメディアとして、私は当初インターネット放送に注目していたのですが、何も考えず受動的に見れるという手軽さにおいて、テレビ放送は一定の優位性を維持しています。特に団塊世代の方々が、引退後余暇を何に使うかを考えた時、若い人がインターネットや携帯に多くの時間を費やすように、テレビに費やす時間が増えるのではないでしょうか。 2011年を目標としたアナログ→デジタル放送への移行は、各家庭にテレビへの投資を半ば強制的に求める事になりますので、これをきっかけにケーブルテレビへの加入を考える人たちも出てくるでしょう。日本の有料多チャンネル放送への加入率はわずか20%(イギリス60%、アメリカ88%)、成長余地はまだ十分あると思います。 今回の上方修正で株価が上がってしまったので、しばらくは様子を見ようと思っていますが、早いうちに参戦したいと思っています。
昨日、監視銘柄4689 ヤフーの中間決算が発表されました(→リンク)。
業績は前年同期比で売上17.2%増、営業利益21.9%増とまずまず順調だと思います。バリューコマースの株式評価損36億を特損として計上しているため、純利益の数字が伸び悩んでいるように見えますが、一過性の物なので気にする事はないでしょう。 事業別に見ると広告事業=好調、ビジネスサービス事業(ショッピング、不動産など)=横ばい、パーソナルサービス事業(オークション、プレミアム会員、ADSLなど)=停滞といったイメージですかね。広告以外の事業が伸び悩んでいるのが、今後の成長性という視点で見るとちょっと不安かな。 今日は大量の売りを浴びてストップ安。まあ今の高株価を正当化できるほどの決算ではなかったということでしょう。私の購入目安は以前と変わらず36000円くらい、そこまで落ちてきたらまた考えます^^ 昨日、監視銘柄の4519 中外製薬が3Q決算を発表しました(→リンク) 昨日、監視銘柄の4842 USENの決算発表がありました。(→リンク) |
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