日経平均 ; 27815.48 (+99.73、2日続伸)
TOPIX ; 1948.85 (+3.10、2日続伸)
マザーズ ; 708.98 (+3.56、3日続伸)
東証REIT ;2002.68 (+1.49)
日経平均は2日続伸。昨晩のFOMCでは予定通りFFレートの0.75%の引き上げが発表され、その後の会見で早期の利上げ警戒感が後退したことから市場は上昇。日経平均も朝から高く始まりましたが、先週まで上昇していた分もあってか買いは続かず、一瞬28,000円超えにタッチするまでに留まりました。とりあえず大きなイベントを一つ通過、今後は個別材料が中心になると思われ、私の主力の中小型は来週から再来週にかけてが決算本番ですがどうでますかね~。
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日経平均は99円高と続伸、下げ転換後は持ち直す、好業績株物色続く=28日後場
15:16 配信 モーニングスター
28日後場の日経平均株価は前日比99円73銭高の2万7815円48銭と続伸。朝方は、買いが先行した。FOMC(米連邦公開市場委員会)後のパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の記者会見で、次回以降の大幅な利上げへの警戒感が後退し、27日の米国株式が上昇した流れを受け、寄り付き後まもなく2万8015円68銭(前日比299円93銭高)まで上昇する場面があった。一巡後は、先物売りを交えて下げに転じた。円高進行も重しとなり、一時2万7651円99銭(同63円76銭安)まで軟化した。その後はプラス圏に持ち直し、大引けにかけて2万7800円台で推移した。なかで、好業績株物色が続き、指数を支えた。
東証プライムの出来高は13億7679万株、売買代金は3兆2742億円。騰落銘柄数は値上がり1203銘柄、値下がり549銘柄、変わらず85銘柄。
市場からは「パウエル発言は良い部分を切り取って解釈している面もあり、米金利の先行きは不透明感を残す。日経平均は過去にも2万8000円乗せ後にハネ返された経緯があり、売りが出やすい水準だ。当面、決算銘柄が中心で選別物色が重視される」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、中部電力 <9502> 、東電力HD <9501> 、東ガス <9531> などの電気ガス株が上昇。INPEX <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株も堅調。エムスリー <2413> 、リクルートHD <6098> 、電通グループ <4324> などのサービス株も高い。コスモエネH <5021> などの石油石炭製品株や、川崎汽 <9107> 、郵船 <9101> 、商船三井 <9104> などの海運株も値を上げた。7&iHD <3382> 、イオン <8267> 、マツキヨココ <3088> などの小売株や、野村 <8604> 、大和証G <8601> 、マネックスG <8698> などの証券商品先物株も引き締まった。テルモ <4543> 、HOYA <7741> 、トプコン <7732> などの精密株も買われた。
半面、トヨタ <7203> 、デンソー <6902> 、アイシン <7259> などの輸送用機器株が軟調。東京海上 <8766> 、第一生命HD <8750> 、かんぽ生命 <7181> などの保険株も売られた。JAL <9201> 、ANA <9202> などの空運株もさえず、ダイキン <6367> 、クボタ <6326> 、三菱重工 <7011> などの機械株も安い。カゴメ <2811> 、キッコーマン <2801> 、日ハム <2282> などの食料品株や、三井住友 <8316> 、西日本FH <7189> などの銀行株も売られた。
個別では、宮越HD <6620> 、ミマキエンジ <6638> 、三菱自 <7211> 、ビーグリー <3981> 、邦ガス <9533> などの上げが目立った。半面、太平洋工 <7250> 、小糸製 <7276> 、NESIC <1973> 、デクセリアル <4980> 、Vコマース <2491> などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、20業種が上昇した。
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