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    今日も決算チェックの続き、8945 日本社宅サービスの通期決算を見ていきます(→リンク)。決算発表と合わせて、中期経営計画の発表がありました(→リンク)。決算については、かなり前になりますが業績予想の修正も発表済みです(→リンク)。

    早速、決算の内容から見ていきます。

    2014通    売上;63.8億 営利;5.5億 経利;6.1億 当期純利;3.1億
    2015通(予想) 売上;69.2億 営利;5.7億 経利;6.1億 当期純利;3.7億
    2013通(前年) 売上;61.5億 営利;4.4億  経利;4.7億  当期純利;2.1億

    昨年度は売上が前年同期比3.9%増、営業利益は同24.5%増と増収増益で着地。6月に見直した業績予想に対しても、営業利益は少し上回ってきました。注目の今期予想は前年同期比で売上8.5%増、営業利益3.8%と増収増益を継続。そして配当も20円→23円へ増配。増収増益増配の文句なしの予想です。

    同時に中期経営計画が発表されましたが、こちらもなかなか強気。今後3年間で売上を33.3%伸ばし、営業利益率を8.6%→13.1%に押し上げるという事で、3年後の営業利益は今の倍の水準になっています。中期計画なので・・・と言ってしまえばそれまでですが、実現したらすごい事になりますね。

    続いて、各事業セグメント別の売上、営業利益を見ておきますと、まず社宅管理事務代行事業は、売上が「7.10億→7.13億→7.61億→8.03億」⇒「7.53億→7.72億→7.95億→8.41億」、営業利益が「1.00億→0.76億→0.57億→1.03億」⇒「1.19億→0.91億→0.34億→1.37億」で共に前年比で増加。営業利益の増加は一部経費を先送りした効果もあるようなので、次四半期で要チェックです。

    続いて施設総合管理事業は、売上が「7.83億→7.99億→7.52億→8.24億」⇒「7.59億→8.16億→8.10億→8.41億」、営業利益が「-0.03億→0.30億→0.03億→0.72億」⇒「0.09億→0.49億→0.35億→0.72億」。売上は堅調、のれん償却終了で収益化という結果ですね。今年はのれんの影響が通期で無くなるので、この分多少ですが増益効果がある物と思います。

    今期も増益予想が出たため、今の株価は今期予想PERで9倍程度まで低下しました。3年後に2倍に期待するのは気が早いと思いますが、手堅いビジネスかつ株価的にも割安なので、ここは当面ホールド継続で行きたいと思っています。

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    更に続いて、こちらも今年期待の銘柄の一つ、8789 フィンテックグローバルの3Q決算です(→リンク)。合わせて、これまで非公表だった通期業績予想が発表されました(→リンク)。

    早速、決算の内容をチェック。

    20143Q     売上;27.6億  営利;6.6億 経利;7.1億  当期純利;8.6億
    2014通(予想) 売上;37.6億  営利;5.5億  経利;5.9億  当期純利;7.7億
    20133Q(前年) 売上;9.9億 営利;-3.1億  経利;-2.1億  当期純利;-0.9

    3Qの売上は前年同期比179.7%増、営業利益は引き続き大幅黒字。ただ、3Q単体で見ると営業利益は約1.8億円の赤字ですね・・・。通期の営業利益予想は5.5億、という事は4Qも営業赤字という事なので、一時的な利益が無くなる来年度はちょっと不安ですね。。。今期は買収で多角化を進めていますが、基盤事業が安定していないが故の投資という事なのかもしれません。

    子会社の増加に伴い、事業セグメントの変更がありましたので、新しいセグメントに基づいて事業別の動向をざっと見ておきたいと思います。まずは投資銀行事業、3Q単独の売上は約0.8億円(^^; 複数の大型案件はあるものの、期中の組成やエグジットが不透明で業績予想には織り込まれていないようです。案件がないと売上もないというシビアな事業ですね。

    続いて不動産事業。セグメントの組み替えがあり、3Q単独の売上はちょっと分かりませんが、連結子会社化したスリーオークの貢献がそれなりにあると思います。ただ、セグメント全体では小幅赤字・・・。最後に似たような事業の建設事業、売上は6.0億でそれなりに大きいですが、こちらも営業利益はほぼゼロ。一応、通期では黒字化見通しという事ですが、そんなに稼げる事業ではなさそうですね。

    株価は3月末に高値を付けた後、ジリジリと右肩下がりで下げていますが、大型案件で黒字化!というポジティブサプライズが織り込まれ、冷静に業績を見て売りが出ている感じでしょうか。今後の株価は事業再編の成否とムーミン物語に掛かっていると思いますが、私はどちらかと言うと後者に期待して、引き続きホールドしていきます。

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    続いて今年期待の銘柄、4848 フルキャストホールディングスの中間決算です(→リンク)。同時に通期業績予想の上方修正を発表しました(→リンク)。

    まずは、上方修正の内容から。

    修正前 → 売上;非公表 営利;7.1-8.5億  経利;非公表  当期純利;非公表
    修正後 → 売上;非公表 営利;13.7-14.7億  経利;非公表  当期純利;非公表

    理由は、1Qの時と同じで「アルバイト紹介」及び「アルバイト給与管理代行」が好調に推移した、と説明されています。元々1Qで中間期のみ上方修正していましたが、2Qも好調だったので通期を見直したという事だと思います。四半期で3億~4億円の営業利益が出る体質になってきたようですね^^

    続いて、決算内容をチェック。

    2014中     売上;94.3億 営利;6.7億 経利;7.1億  当期純利;5.6億
    2014通(予想)売上;非公表 営利;13.7-14.7億  経利;非公表  当期純利;非公表
    2013中(前年)売上;81.5億 営利;-0.3億  経利;0.9億  当期純利;1.3億

    中間は前年同期比で売上15.7%増、営業利益は大幅黒字に転換。1Qが営業利益2.5億、2Qが営業利益4.2億と四半期毎に着実に積み上げてますね。営業利益の通期予想に対する進捗率は50%弱ですが、各四半期で4億円ずつ積み上げられれば達成する数字なので、特に心配はいらないと思います。

    恒例の事業別の業績を見ておきますと、主力の短期業務支援事業は対前年比で売上17.5%増、営業利益321.2%増。1Qに続き、新サービスが堅調に推移していると。そして警備事業は、対前年比で売上0.6%増、営業利益が33.8%減。こちらは売上の伸び率がほぼ前年並みに低下してますね。大口案件獲得のコスト負担がある分で減益になっており(1Qと同じ説明です)、あまり状況は良くないなという印象です。

    好調な業績と上方修正を受けて株価は急騰し、5月から見るとほぼ倍化して600円台に到達。今回の上方修正により、今の株価でも今期予想PERは20倍程度と思われるので、割高感はあまりないですね。株価的にはまだまだ上を目指せると思っていますので、ホールド継続します。

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    ちょっと間が空いてしまいましたが、決算発表チェックを再開します。まずは2305 スタジオアリスの中間決算から(→リンク)。

    早速、決算の内容をチェック。

    2014中          売上;140.2億  営利;-15.0億  経利;-15.1億  当期純利;-13.2
    2014通(予想)売上;370.0億  営利;41.0億  経利;40.7億  当期純利;17.5億
    2013中(前年)売上;136.3億 営利;-9.3億  経利;-9.3億  当期純利;-8.7

    中間は前年同期比で売上2.9%増、営業利益は赤字拡大。1Qと傾向は変わりませんが、増税前の駆け込み需要により売上が伸びた1Qと比べると伸び率は鈍化しています。通期の予想は4.6%増ですから、ちょっとビハインドになってしまいました。下期は新規出店効果もあるであろうとは言え、今年も10月、11月が重要になりそうですね~。

    1Qに続いて原価と販管費の前年からの推移をチェックしておきますと・・・、まずは原価率は81.0%→84.8%へ増加し、これで約4.5億円の減益要因。販管費は前年の35.2億→36.4億へ約1.2億円の増加、こちらは四半期で6千万円ペースですね。原価率の上昇は売上増で補うしかないと思うので、今以上のペースで売上が伸びないと、増益はきびしいのではないかと。その意味でも通期予想の+4.6%達成が重要かと。

    1Qの決算発表と状況は変わらず減益決算という事もあり、株価は低調。5月の1Q決算発表以降、株価は下がり続けてますね。減益リスクを織り込んで更に下がるかもしれませんが、株価的にはそこまで割高でもないので、私は引き続きホールドでいきます。


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    続きまして、4845 フュージョンパートナーの通期決算です(→リンク)。合わせて今期の配当予想について、増配の発表がありました(→リンク)。

    早速、決算の内容をチェック。

    2014通    売上;18.8億  営利;3.8億 経利;3.8億  当期純利;2.2億
    2015通(予想) 売上;21.0億 営利;4.4億  経利;4.4億  当期純利;2.5億
    2013通(前年)売上;17.3億 営利;3.1億  経利;3.3億  当期純利;1.9億

    昨年度は売上が前年同期比8.7%増、営業利益は20.3%増と大幅な増収増益で着地。ほぼ事前予想通りの着地で、ここはなかなか予想の精度が高いですね。注目の今期予想は売上11.5%増、営業利益16.4%増で増収増益!そして別IRで出ていましたが、配当は昨期の8円→12円(記念配2円含む)への大増配です。これで配当利回りは今の株価で3.2%まで上昇しました。

    主力のSaaS/ASP事業の四半期毎の売上推移は、「4.16億→4.30億→4.09億→4.08億⇒4.27億→4.60億→4.81億→4.45億」と3Qから減少・・・ですが、前年度も4Qは売上が減っていますし、大手企業の取引も多く決算明けの4-6月は売上が少ないのであろうという事で、前年比で増えていればあまり問題ではないと思います。原価率は、39.2%→39.8%→39.9%⇒38.9%→39.5%→38.9%→40.6%と初の40%越え。この増加が一時的な物なのかどうか、次の1Qは要チェックですね。

    株価は決算発表後も堅調で、今期予想PERで20倍強の高水準を維持。ここは地味ですがしっかり高成長路線を進んでくれており、また株主還元も積極的なのでまだまだホールドでいきたいと思います。

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    今日も決算発表の続き、2415 ヒューマンホールディングスの1Q決算をチェックします(→リンク)。

    早速、決算の内容から。

    20151Q         売上;151.4億 営利;5.6億 経利;5.9億  当期純利;3.1億
    2015通(予想) 売上;616.6億 営利;16.2億  経利;16.2億  当期純利;9.4億
    20141Q(前年)売上;140.0億 営利;5.4億  経利;5.7億  当期純利;2.7億

    1Qは売上が前年同期比8.1%増、営業利益は3.4%増と増収増益。ぱっと見はとりあえず順調なスタートですかね。売上は良いペースだと思いますが、営業利益は今期41.3%増と強気な予想なので、それに対して見るとちょっと物足りない感じもします・・・が、決算説明資料を見ると、計画値は大きく上回っているようなので、この数値で特に問題なさそうです。

    恒例のセグメント別の動向を見ておきますと、まず主力の人材関連事業は、75.4億→74.8億→81.6億→86.3億⇒82.9億と前年比で大きく増加、前四半期比では減少。営業利益は計画は赤字だったようですが、売上が上振れたために約2.0億円の黒字になりました。コンストラクション系の派遣増や医療系の受託増が売り上げを押し上げているようです。

    続いて教育事業の売上は、43.4億→38.2億→38.6億→42.0億⇒45.1億と前4Qから更に増加、前年比でも2.1%増と伸ばしています。営業利益は全日制教育事業で消費増税の影響があったという事で、約4.8億→約3.7億へ24%の減益です。通信商品の売上増による物品原価増・・・という事なので、ここに増税の影響が出てるんですかね。

    最後に介護事業の売上ですが、17.5億→18.1億→18.7億→18.4億⇒20.3億と順調に増加。前4Qでは売上が停滞していたのでちょっと心配しましたが、再度成長路線に戻ってきたので一安心です。ただ、営業利益は若干の赤字でまだ収益化はできていません。いつ収益化できるのか、注目です。

    一応増収増益の決算でしたので、決算発表後の株価は上昇。前回の決算発表時に比べると株価は上昇しましたが、まだ今期予想PERで約9倍。相変わらず安い水準ですので、まだまだホールドしていきます。

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    続いて8/8分に入りまして、2374 セントケア・ホールディングの1Q決算発表をチェックします(→リンク)。発表翌日にがっつり売られてましたので、結果は大体想像はつきますが・・・(^^;

    早速、決算の内容から。

    20151Q           売上;81.6億  営利;3.4億 経利;3.4億 当期純利;1.1億
    2015中(予想) 売上;165.6億 営利;9.0億 経利;8.8億 当期純利;4.4億
    20141Q(前年) 売上;77.1億 営利;4.1億 経利;4.0億 当期純利;2.1億

    1Qは前年同期比で売上5.9%増、営業利益17.0%減で増収減益。売上は中間予想が前年同期比6.2%増なので、まあ予想の範囲内かと思いますが、営業減益なのが想定内かどうかが問題ですね。こちらは中間予想で4.1%の増益予想ですし、前年1Q比で大幅減なのでちょっと心配です。

    恒例の四半期毎の売上チェックをしておきますと、77.1億→78.8億→80.4億→78.2億円⇒81.6億で売上は順調に増加してますね。減益の理由は、消費税率引き上げに伴う控除対象外消費税額が売上原価として増加したという事と、新規事業立ち上げに伴う販管費の増加と説明されています。P/Lを見ると、原価率は前年1Qの86.4%→87.2%に増加、販管費は前年1Qの6.4億→7.0億へ増加しています。どちらも通年で効いてきそうな物なので、2Q以降も営業利益は下振れ懸念がありますね。業績予想にちゃんと織り込まれていたのかどうか、中間発表時に明らかになると思います。

    株価はこの減益決算を受けて急落。8/11に1,300円割れまで下落し年初来安値を付けましたが、その後は地合いの回復に合わせて反発し、今は1,300円台前半で推移しています。利益の下振れ懸念はありますが、株価も今期予想PERで10倍以下でそう高い水準ではないので、当面ホールドを継続し中間決算を見てまた判断したいと思います。

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    続いて8/7分の2社目、9792 ニチイ学館の1Q決算発表をチェックします(→リンク)。

    早速、決算の内容を見ていきます。

    20151Q            売上;677.2億  営利;12.6億 経利;7.9億 当期純利;1.5億
    2015中(予想) 売上;1382億 営利;27.0億 経利;51.0億 当期純利;6.0億
    20141Q(前年) 売上;681.7億 営利;17.3億 経利;13.7億 当期純利;10.5億


    1Qは前年同期比で売上0.6%減、営業利益は同27.1%減で減収減益。減益はともかく減収はちょっと意外でしたが、中身を見ると前期ヘルパー講座の期ズレで特需のあった教育事業が大幅マイナスになっているための減収なんですね。だとすると、見た目は悪いですがやむを得ない減収なのかなと。

    事業別動向を見ておきますと、まず主力の医療関連事業は、前年同期比で売上0.4%増、営業利益23.3%増で増収増益。売上はほぼ横ばいですが、業務効率の向上で大きく増益となっています。ただ、前4Qに対しては金額では減益なので、今後動向は注意が必要かと思います。

    続いて介護+ヘルスケア事業は、前年同期比で売上2.1%増、営業利益3.4%増でこれも増収増益。前4Qは売上、利益が落ち込みましたが、本1Qは回復して前年比で増収増益という事で、介護系は開設数と合わせて売上が伸びている事が重要なので、順調ではないでしょうか。

    そして最後に教育事業は、前年同期比で売上23.6%減、営業利益は赤字幅が11.7億→19.7億へ大幅拡大。の赤字へ。72.7億円の赤字。この事業はCOCO塾でかなり投資しているので、営業利益は赤字でも売上が増えてないといけないんですけどね・・・。語学以外の既存講座がどうも良くなさそうだとは言え、前期のヘルパー講座の期ズレ分を除いても売上が増えてないので、ちょっと気になる所です。

    株価は発表翌日は下落しましたが、今週は下げ分を取り返して決算前の株価を超える水準まで上昇。減収減益ではありますが、(語学以外は)会社の計画通り進捗しているようですので、特に投資方針は変えずこのままホールドでいきます。

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    引き続き、7722 国際計測器の1Q決算を見ておきます(→リンク)。ここは安心して決算が見れる数少ない企業の一つですね。

    早速、決算の内容から。

    20151Q        売上;31.8億 営利;5.1億 経利;4.8億  当期純利;2.8億
    2015中(予想)売上;70.0億 営利;11.0億 経利;11.0億 当期純利;6.4億
    20141Q(前年)売上;18.7億 営利;-0.7億  経利;-0.5億  当期純利;-0.7

    1Qは前年同期比で売上70.4%増、営業利益は黒字転換で大幅増収増益、相変わらず好調ですね。元々2Q、4Q偏重の会社だと思うので、今後の上振れ期待も十分にありです。逆に良すぎるのでここらがピークではないかという不安もありますが・・・(^^;

    という事で、恒例の受注高、受注残高を見ておきますと、

    受注高;52.4億→44.8億→42.1億→45.3億⇒49.1億
    受注残高;102.6億→112.8億→124.4億→120.7億⇒137.4億


    受注高は引き続き高水準、50億円を超えた昨年度比では減少していますが、特に問題ない水準だと思います。受注残高は137億円でここ数年で最高の水準であり、1Q売上+受注残で今期の売上予想をもうクリアしてしまっていますね。ちょっと早いですが来期以降を睨んだ話をすると、絶好調の今期から更に売上が伸びる余地があるのか!?が焦点になってくると思います。受注高はここ1年ほど50億円前後で安定しているので、規模的にここらが限界という感じもしますしね。

    株価は決算発表前に年初来高値を付けていた事もあり、決算発表後は一時下落しましたが、新興の地合い回復と合わせて今週は株価が伸びてほぼ決算前の水準を回復。5月から比べると一段高い株価水準になりましたが、目標株価は2,000円台に置いているので、引き続きホールドです。

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    続いて、7157 ライフネット生命保険の1Q決算発表です(→リンク)。

    早速、決算の内容をチェック。

    20151Q     経収;21.1億  経利;-6,7億 当期純利;-6.7
    2014通(予想) 経収;非開示 経利;非開示  当期純利;非開示
    20141Q(前年) 経収;18.0億 経利;-6.2億  当期純利;-6.2

    1Qは経常収益が前年同期比17.0%増、経常利益は約6.7億円の赤字で増収&赤字幅拡大。増収のペースが鈍っているのと、新商品の発売で営業費用が嵩んだ事が減益の要因になっています。今のままでは15年度の150億円の実現はかなり難しい・・・と言うかほぼ不可能な状況ですが、決算発表のQ&Aでは社長は現時点では目標は変えないという回答をしていました。とは言え、前回の決算発表の時にも書きましたが、今期中どこかで中期目標の修正があると考えておいた方が良いでしょうね。

    主要な指標をチェックしておきますと、まず保有契約件数は20万6,453件で前年度比114.3%、新規契約件数は7,967件で前年度比55.8%。新契約件数の下げは止まらず、4Qの時点とあまり状況は変わりません。ただ、1件あたりの年換算保険料は新商品発売により増加しているそうで、そこが唯一の明るい材料です。新契約件数の減少の理由は、Q&Aを見ると①スマホへのデバイスシフト、②対面契約ニーズの増加、③競合激化と会社側は捉えており、①②あたりの壁をクリアする事が次のステージに進むためには求められてくる、という事みたいですね。

    この決算発表を受けて、小幅ですが株価が下落。今の株価は時価総額175億円程度の水準になっています。伸びの鈍化が止まらずまだ下値は見えない感じですが、月次と決算発表を見ながら、更に下げたら買い増しを検討するというスタンスで臨みたいと思います。上場時の基準価格に戻る日はいつか来るんでしょうかね~。

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